[名古屋グランパス×ヴィッセル神戸]ファウル基準に苦言「大丈夫なのかなJリーグ」幻ハットは「自分の感覚的に肩」大迫勇也のコメントだけでなく競技規則、フットボールアンダースタンド、エクスペクテーションで【木村博之審判批評】
『FOOTBALL ZOME』誌によると、大迫勇也は試合後、
「自分の感覚的に肩だった気がするんですけど、どうなんですかね。それでそう(ハンドと)捉えられたなら仕方ない。」
「Jリーグの基準もファウルがファウルじゃないことが結構多いので、本当に大丈夫なのかなJリーグって僕自身は思ってますけど。ファウルはファウルなのでそこはしっかりレフェリーが線引きしてくれないと、けが人が増えるだけだと思いますし、今日も多々ありましたけど、あれはプレミア(リーグ)でもファウルなので」
と語ったという(参照リンク)。
ということで、実際どのような判定があったのか。90分間のレフェリングをレポートしたい。
20秒、大迫がゴールネットを揺らすが、90秒にVARが介入。大迫の腕にボールがあたっており、ハンドの反則でノーゴールに。実況と解説を訊くと、微妙な判定に思えるかもしれないが、これはハンドになってしまう絵だった。
12分、ボールへの意図はあったが、結果的に大迫の足を踏んでしまったためファウルに。チャレンジと部位からも厳しくラフプレーとはせず。また、24分もボールへの意図はあったが、遅れたチャレンジになった内田に注意。遠目で見るとラフプレーに見えるが、ポイントオブコンタクトが懲戒罰までいかない。
32分、ファウルに注意でガス抜きしようとした木村レフェリーと、クイックでリスタートしたいヴィッセルがミスマッチになってしまった。木村レフェリーも一瞬続けさせるか迷ったが、さすがにグランパス選手を呼ぶ仕草をみせていたため、最終的に試合を止めた。この辺やラフプレーの基準が試合後の不満に繋がったのだろうか。
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