石井紘人のFootball Referee Journal

【ゴールライン上にいなくても、「得点」を認めることができる場面はあるか】【「無理、できない」「人間では不可能」と言うことは簡単である】【人間の限界、審判員としての限界は、まだ先にあるのでは】

4月26日、オンラインにて日本サッカー協会審判委員会による『レフェリーブリーフィング』が開催され、3月末から4月末のJリーグの事象について説明が行われた。

まずは、扇谷健司JFA審判委員会委員長の挨拶から始まり、来日していたイングランドの審判員について「私も何試合か拝見させていただいて、やはり基本というものを非常に大切にしているなとイングランドのレフェリーからも学ぶことが出来ました。こういった海外の審判員との交流を通して、今後も我々は多くの事を学んでいきたいと思っておりますし、また、こういった活動も継続してやっていきたいと思っています」と振り返り、

続いてFIFA U-20 ワールドカップアルゼンチン 2023 に参加が決まった荒木友輔主審、三原純副審、聳城巧副審について、

「非常に、喜ばしいことだと思いますし、審判員たちが世界を経験すること。そして、さらにレベルの高い世界大会に選出されるようになっていきたいと思っていますし、しっかりと彼らをサポートしたいという風に思っています」と語った。

そしてFC町田ゼルビア×ブラウブリッツ秋田戦のノーゴール判定についても、

「J2第8節の町田×秋田の試合において、本来得点として認められるものが認められないという事象が起こりました。映像から見ると、我々から見ても得点とするべきと思っておりますし、チームにとって大切な一点を失ったことに関しては、大きな責任を感じております。今日、この後、東城の方からこの事象について、しっかりと説明をさせて頂いて、我々がどのように改善を出来るのかということも考えておりますので、是非そちらの方も見て頂いてコメントも頂ければと思います」と陳謝した。

 

続いて東城穣JFA審判マネジャー Jリーグ担当統括が四つの事象について映像と共に改善策を示した。

(残り 735文字/全文: 1495文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ