石井紘人のFootball Referee Journal

無料:高校サッカー選手権のロングスロー、あれってファウルじゃない? #選手権 #高校サッカー #青森山田 #帝京長岡 #山梨学院 #矢板中央

ボールを入れるとき、スローワーは:

競技のフィールドに面して立って、

両足ともその一部をタッチライン上またはタッチラインの外のグラウンドにつけ、

ボールが競技のフィールドを出た地点から、頭の後方から頭上を通して両手を用いて

ボールを投げなければならない。 

分かり安く言えば、ピッチ内に足が入っても、かかとがタッチライン上につけていれば問題ない。今年の選手権は、このシーンが多いため、「ファウルスローでは?」となっているのだろう。

 

スローインは、グラウンド上または空中でボールの全体がタッチラインを越えたとき、最後にボールに触れた競技者の相手競技者に与えられる。

スローインから直接得点することはできない:

ボールが相手チームのゴールに入った場合ゴールキックが与えられる。

ボールがスローワーのゴールに入った場合コーナーキックが与えられる。

 

すべての相手競技者は、スローインが行われる場所のタッチライン上の地点から2m2ヤード)以上離れなければならない。

ボールは、競技のフィールドに入ったときにインプレーとなる。ボールが競技のフィールドに入る前にグラウンドに触れた場合、同じ地点から同じチームによるスローインが再び行われる。スローインが正しく行われなかった場合、相手チームがスローインを再び行う。

競技者がスローインを正しく行い、不用意でも、無謀でも、また過剰な力を用いることもなく、意図的にボールを相手競技者に向けて投げて、はね返ったボールを自分のものとした場合、主審はプレーを続けさせる。

スローワーは、他の競技者が触れるまで再びボールに触れてはならない。

 

  1. 反則と罰則

ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前にスローワーがボールに再び触れ

た場合、間接フリーキックが与えられる。スローワーがハンドの反則を犯した場合:

直接フリーキックが与えられる。

反則がスローワーのペナルティーエリアの中で起きた場合、ペナルティーキックが与えられる。スローワーがゴールキーパーだった場合、間接フリーキックが与えられる。

スローワーを不正に惑わせたり妨げたりする相手競技者は(スローインが行われる地点から2m2ヤード)以内に近寄ることを含む)、反スポーツ的行為で警告される。スローインが既に行われた場合、間接フリーキックが与えられる。

その他の反則に対して、相手チームの競技者がスローインを行う。

レフェリーは何かを罰するために競技規則を適用していない。ルールを巧く適用して良い試合を作ろうとしている【FCトリアネーロ町田×ジェフユナイテッド千葉U-12:福島孝一郎審判批評】

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