【石井紘人レポート】なぜ原口元気は日本代表×サウジ戦イルマトフ主審の基準を相手が倒れるとファウルをとると感じたのか? #daihyo #アジアカップ
■選手と審判は両輪
AFCアジアカップ2019UAEラウンド16のサウジアラビア戦後、日本代表の原口元気はラフシャン・イルマトフ主審の判定基準について、「(ボールを)取りに行ったら、全部ファウルになる。でも見てもらったら分かると思いますが、まあ普通じゃないかなと」と語ったと『Goal.com』は報じている。
■ラフシャン・イルマトフはガラパゴス化したレフェリーか?
ウズベキスタン出身のイルマトフ主審は、FIFA大会のビッグマッチ常連レフェリーである。
FIFAワールドカップ2010南アフリカ大会では、基準を示す開幕戦を割り当てられた。そこで見事なレフェリングをみせ、準々決勝のアルゼンチン×ドイツ戦だけでなく、準決勝のウルグアイ×オランダ戦も担当した。
その後も2011年にはFIFAクラブワールドカップでバルセロナ×サントス戦(参照リンク)。
2012年にはロンドン五輪3位決定戦となった日韓戦(参照リンク)。
2014年のワールドカップブラジル大会でもクロアチア×メキシコ(参照リンク)や準々決勝のオランダ×コスタリカ戦。
2018年のワールドカップロシア大会では、ハイライトは過ぎたため、決勝トーナメントは同じアジアのファガニ主審にバトンタッチしたものの、グループリーグのビッグマッチであるアルゼンチン×クロアチア戦を担当している。
もちろん、過去に担当した全ての試合が完璧だったわけではなく、日韓戦で誤審(参考記事:最高クラスの審判がおかした大きなミス)もあったが、それでも信頼は揺るがず、国際サッカー歴史統計連盟が4半世紀の中から選出した世界の審判で38位に輝いている。
(残り 1179文字/全文: 1864文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ