無料/日本×ベルギー:Jリーグと判定の基準は違うのか?【ダニー・マケリー審判団批評前半速報】
ベルギーのブルージュで行われているベルギー×日本代表の国際親善試合。主審を割り当てられたのは、FIFAU-17ワールドカップやUEFAチャンピオンズリーグでレフェリーを務めるダニー・マケリーだ。
2分のゴールキックは、日本のCKだったようにも感じたが、リプレイがないので何とも言えない。10分の日本選手のディフェンスはファウル気味ではあったが、影響を受けていないということでノーファウルとする。マケリー主審は、ベルギー選手のアピールにも“分かっているよ”という表現力で落ち着かせる。
試合は非常にフェアに進み、マケリー主審も18分のハンドリングなどしっかりと見極めていく。19分の長澤の手も、Jリーグ同様に厳しくとる。39分にも基準を貫徹したファウルをとり、ファウルの笛の後に不満そうにボールを蹴ったヴェルトンゲンに注意を与える。
ブラジル戦の反省を活かし(参考記事:妥当だったビデオ判定となぜ吉田がPKをとられたか?)、不用意なファウルに気を付けている日本選手たち。後半も同様のテクニカルな選択を期待したい。
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