【無料/シカズ審判批評】クラブW杯鹿島アントラーズ決勝主審、レアルマドリードのセルヒオ・ラモスを退場としなかった真相を告白
物議を醸しているFIFAクラブワールドカップ2016決勝戦、鹿島アントラーズ×レアル・マドリード戦での90分の判定。
鹿島アントラーズが自陣ペナルティーエリア手前でボールを奪い、おりてきた金崎夢生がパスを受けてターンした所で、レアル・マドリードのセルヒオ・ラモスが引っかけてしまいファウルをとられる。
シカズ主審は胸ポケットに手をやり、カードを出そうとしたようだったが、ラモスのことを見てはいなかった。その後で自らの元に来るようなジェスチャーが映像には残っていたが、この時もラモスに対してか曖昧だった(参考記事:なぜ主審はレアルのセルヒオラモスに警告を出さなかったかサッカー競技規則から考える)。
迷っているように映ってしまったポスチャーに対し、シカズ主審がエジプト『filgoal.com』の取材に「副審と私のコミュニケーションの問題だ。ファウルと判断した副審は、イヤホンで『カードなし』と言った。しかし私はそれを『カードだ』と理解したんだ。ただ彼とのやり取りに不足があっただけなんだ」と答えたという。
FBRJでは試合後、「シカズ主審の笛を吹いてからのアクションを見ると、何かを話しながら第四審判の方を見ていたように思う。ラモスが二枚目のカードなのか確認したのか?もしくは、角度的に腕で止めたかどうかが見極められず、部位の確認をしたのか?」と記したが、第四審判ではなく、副審を見ながら判定の確認をしていたのが真相のようだ。
その懲戒罰の○×に関しては、こちら(参考記事:なぜ主審はレアルのセルヒオラモスに警告を出さなかったかサッカー競技規則から考える)を参照頂きたい。