【無料記事/コラム:どこよりも早いキム・ドンジン審判批評採点】W杯アジア予選日本×イラク:原口のゴールをアシストした清武はオフサイドだったか?
初戦となったUAE戦では、“幻のゴール”(参考記事:“買収”“中東の笛”本当に不可解な判定の連発だったのか?)、第二戦のタイ戦では森重真人への警告(参考記事:W杯アジア予選サッカー日本代表×タイ:中東の笛はあったのか? )など、審判団のジャッジが物議を醸したが、先ほど終了したFIFAワールドカップ2018ロシア大会アジア最終予選第三戦の日本代表×イラク戦ではどうだったか?割り当てを受けた韓国のキム・ドンジン審判団のレフェリングを振り返ってみたい。
解説の松木安太郎氏が後半に入って「激しくてもしっかりとボールにいっている接触はとらない」と語ったように、立ち上がりの15分にしっかりと基準を示した。その中でマッチしたのが本田圭佑で、激しいディフェンスからチャンスを演出していた。キム・ドンジン主審は、イラク選手のファウルアピールにも毅然とした姿勢を示し、惑わされない。日本にとって、プレーしやすいレフェリングである。
大枠は妥当なレフェリングだったが、この試合の論点は25分の原口元気の先制点だろう。というのも、アシストした清武弘嗣が本田からパスを受けたポジションがオフサイドか微妙に見えた。画像を切り取ると、
オフサイドと言わざるを得ない。そういった意味で、日本が2-1でイラクに勝利したという結果から踏まえると、キム・ドンジン審判団の採点は1となってしまう。なぜ副審がオフサイドを見極められなかったか。その他のジャッジに関しては、詳細を後ほどFBRJにてレポートしたい。
~採点基準~
5:彼なしに試合はありえなかった
4:普通に試合を終わらせた
3:ミスにも見えるシーンがあったが、試合に影響はなかった
2:カード・得点に対する受け入れられない微妙な判定があった
1:ミスから試合に影響を与えてしまった
0:試合を壊してしまった