【サッカー観戦術/ゲームの流れ】ロングパスを出す時はどんなキックを使うのか? −インフロントキック編−
【サッカー観戦術/ゲームの流れ】
■ロングパスを出す時はどんなキックを使うのか? −インフロントキック編−
サッカーのパスには、ロングパスとショートパスがあります。長いパスを蹴る時と短いパスを蹴る際に、蹴り方が違ってきます。ロングパスの際は「インフロントキック」と「インステップキック」が使われます。また、ショートパスの場合、「インサイドキック」と「アウトサイドキック」の二つの蹴り方があります。こうした使い方が基本になります。
今回は、ロングパスの際の蹴り方を説明します。まず、「インフロントキック」ですが、技術的には足の甲の内側部分にインパクトを与えてボールを蹴ります。足の甲の内側部分を具体的に言えば、足の親指に近い甲の部分になります。インパクトする面が大きくボールの芯を捉えられるため、飛距離を出すことが可能になるのです。このキックのボールには3種類あって、「真っ直ぐなボール」「カーブをかけたボール」「無回転のボール」が挙げられます。
セットプレーやサイドチェンジの際に、「インフロントキック」が使われるので、キッカーの蹴り方に注目するのも、サッカーの理解の助けになります。
川本梅花