知られざるソロモン諸島のサッカーとタヒチ開催のOCL 『前だけを見る力』から2年、松本光平の現在地<2/3>
写真提供:松本光平選手
■技術では「オセアニアで一番」のソロモン諸島だが
──オセアニアのサッカー界は、ニュージーランドが絶対的な存在ですが、ソロモン諸島はどれくらいのレベルなんでしょうか?
松本 技術的な話でいえば、たぶん一番高いです。ニュージーランドのサッカーって、ロングボールをボンボン蹴ってフィジカル勝負っていうイメージがありますけど、ソロモン諸島は小柄な選手が多いんですよ。身長も日本人と変わらなくて、けっこう線が細い選手も普通にいます。その分、足元がすごく上手くて、フットサルだったらニュージーランドよりも強いくらいです。
──2021年のフットサルワールドカップでも、ソロモン諸島が出場していましたよね?
松本 そうです。フットサルでは、わりと常連ですよね。そういうお国柄なので、サッカーでもロングボールを蹴らずに、GKからきちんとビルドアップしていくようなスタイルです。自分としても、そっちのほうがやりやすかったですね。
──じゃあOCLでも、けっこう期待感はあったんですか?
松本 正直、僕としては優勝候補くらいに思っていたんです。国内リーグで試合しながら「なんて上手いんだろう」とか「この選手、Jでも通用するやん」とか思ったりしていました。監督もすごく勉強熱心な人で、ニュージーランドを除くオセアニアのクラブでは、最もしっかりとした人です。ソロモン人で30代後半くらいですが、オセアニアでは歴代最年少監督でした。
──そのOCLですが、8クラブが参加するセントラル方式で、今回の試合会場はタヒチでした。4チームずつ2つのグループで対戦する方式でしょうか?
松本 そうです。グループの上位2チームがトーナメントに進出して、準決勝と決勝を戦うので、優勝するまで5試合を戦うことになります。
──グループステージでは、オークランド・シティと同組でした。何試合目での対戦だったんでしょうか?
松本 3試合目ですね。初戦がパプア・ニューギニアのヘカリ・ユナイテッドFC。クラブワールドカップにも1度出場したことがあるクラブです。2試合目がフィジーのレワFC。僕が所属したことのあるクラブで、ウォリアーズにとっては相性の良い相手です。
──ところがウォリアーズは、初戦と2戦目を落としています。
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