長崎サッカーマガジン「ViSta」

ショートインタビュー:大渕来珠「結果を出して、リーグ戦に絡んでいけるように」

練習場にはときにギラギラした感じを見せる選手がいる。どの選手も集中し、気迫を見せているのだが、その中でも『餓えている』という表現がピッタリくるような表情を見せる選手だ。最近の練習を見ていてそれを感じる選手の一人が大渕来珠だ。当然だろう、年下の安部大晴や同じ歳の笠柳翼がすでにリーグ戦に出場し、自分より遅れて加入してきたジョップセリンサリウも台頭中だ。危機感を持たないわけがない。その彼にとって天皇杯は何としても出場してアピールをしたい大会だ。試合でプレーするため、リーグ戦へつなげるため、その先へ向かうため・・。その第一歩となる大会を前に大渕が何を考え、どんな準備を心がけているのか話を聞いてみた。

■開幕から4カ月ほど過ぎました。現状についてどんなふうに考えていますか。

なかなか試合に絡めていないので、ゲーム形式のトレーニングなどから積極的に自分の特徴をアピールしていかなければ天皇杯にも絡めないと思ってやってきました。自分の持ち味を出して天皇杯に絡んでいけるようにして、そこで結果を出して、リーグ戦に絡んでいけるようにと思ってやっています。

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