長崎サッカーマガジン「ViSta」

【J2第14節:長崎vs千葉】プレビュー:長崎と千葉。激突する縦への早い攻撃とサイドからのクロス。

■【上出来の初戦を受けて、攻撃の改善を進めたい千葉戦】

松田浩新監督にとって事実上の初陣となった前節のギラヴァンツ北九州戦で、4試合ぶりの勝利を手にしたV・ファーレン長崎。新体制としていかに早く勝利するかは、チーム作りのスピードにも大きな影響を与えるだけに、初陣の勝利はチームに安心感を与えるものだった。同時に課題だった守備でも、基本的な約束事を徹底しながらリスク管理を抑えたプレーで、今シーズン初のクリーンシートを達成。失点の続いていた守備陣への不要なプレッシャーを軽減させたという意味でも、重要な勝利だったと言えるだろう。

一方で、リスクを抑えた守備と約束事の徹底の中で持ち味を出しにくい選手もいた。特に攻撃という点では、前線の選手をターゲットとする以外の攻め手では、迫力不足が目についた。北九州にあとわずかな個・もしくは運があれば厳しい結果もあり得ただろう。そこを踏まえて、今節では攻撃面での改善を見せられるかが重要だ。前節の守備に続き、今節で攻撃の向上が感じられれば、連勝とチーム状態の安定という2つの好材料を手にできる。

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