長崎サッカーマガジン「ViSta」

2021年のごあいさつ

あけまして、おめでとうございます。

これを読者の方が読まれているとき、私は関東のホテルに閉じこもりながら、ひたすら消毒液で手を洗い、マスクをつけるという完全防護生活を送っていることと思います。

第99回全国高校サッカー選手権大会、長崎創成館高校の取材です。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、非常に取材がしにくい中、いろんな方のご厚意で仕事として取材ができることとなりました。創成館高校の久留貴昭が「今度は高校サッカーの監督として全国を目指します、選手権に行きます」と宣言したときに、「そのときは必ず、選手権に行くよ」と言って交わした10年越しの約束を果たせそうです。高校サッカーで年を明けられることがとても嬉しく、実に楽しみです。

選手権が終われば、高校サッカーは新人戦が始まりますし、V・ファーレン長崎の始動もすぐにやってきます。こないだシーズンが終わったと思ったのに、すぐさま次のシーズンの準備で大変ですが、自分のペースでやれればなと。

サポーター、協力団体のリーダー、そしてメディアと立場を変えながら、V・ファーレンとの付き合いも17年目に入ります。その間にいろいろありましたが、かかわった選手・スタッフ・監督たちと今も濃いつながりを持てているのは本当に嬉しいことです。年末年始にはそういった方たちからいろんな連絡をもらったり、個別に会ったりしてドップリとサッカーに浸った会話ができるのは至福の時間でもあります。

読者の方も、そういった自分と、選手・スタッフ・監督たちの間に直線を引いて、幸せな関係を作っていることでしょう。その関係は必ず、未来につながります。どうか、人との関係を大事にしてサッカーを楽しんでください。

いつまで続けられるかわかりませんが、その助けに「長崎サッカー応援マガジンViSta」がなれば嬉しいなと思う次第です。

今年もよろしくお願いします。

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