【TOPICS】14人の選手が参加して自主練習をスタート
昨日までチームとしての活動を休止し、その間、各選手でボランティア活動やサッカー教室などに取り組んでいたロアッソ熊本は、25日午前、熊本市東区の人工芝グラウンドで自主練習を開始。県外にいる選手を除く選手14名と、清川浩行監督らスタッフが集まり、約2時間、身体を動かした。
熊本県内でも最も被害の大きい益城町出身で、自らも避難所生活を送っているGK畑実、DF森川泰臣も参加。
1週間以上、まともなトレーニングができなかったこともあり、まずは思い思いにジョギングやボール回しを行ったあと、スタッフも交えたミニゲームで汗を流した。
「全員じゃないけど、久しぶりに皆と集まって有意義な時間になった。最初の頃はとてもサッカーができる感じはしなかったし、これから難しい戦いになっていくと思う。皆大変な状況だけど、やっぱり自分たちにはサッカーしかないし、試合をやるからには結果を出して、熊本を盛り上げていきたい」とキャプテンのMF岡本賢明。
また、益城町出身のMF嶋田慎太郎は、「皆と一緒に久しぶりにボールを蹴って楽しかったし、一緒に動けるのは幸せな事。これから地域のため、熊本のために精一杯、やっていきたい」と話した。
同日午後は、浦和レッズの選手が数名来熊してのサッカー教室を開く予定だ。