【きちルポ】執筆業をしているから文章をすぐに書けるわけではないジレンマ。アムステルダムの街で思い出した本質回帰の大切さ
▼ 執筆業と僕
「文章を書くというのは本当に難しいなぁ」
定期的にそんなことを思うことがある。執筆活動というのは僕にとってメイン活動の一つだし、大事な収入源でもある。文章を書くのが仕事だし、専門だ。
自分が見聞きしたもの、積み重ねてきた体験を中心に文章にまとめて、少しでもためになるメッセージを伝えるという仕事を本格的に始めて15年ほどがたつ。
ちなみに最初に書いた記事はなんだろうと思って調べてみたら、2009年にスポナビでバイエルンについて書かせてもらったものがそうだった。当時の監督はルイス・ファン・ハールで、アリエン・ロッベンが加入した直後のチーム事情についてをまとめたもの。
こちらYahoo!関連なので残念ながら欧州から見ることはできないのだが、リンク先は生きているだろうか?
こちらを紹介してくださったのも湯浅健二さんだ。そして最初の記事がそれなりに評価してもらえたことで、次の記事も書かせてもらえ、それがさらに広がりワールドサッカーダイジェストやほかの媒体からもオファーがもらえるようになったのだから、その縁のありがたさに感謝の思いでいっぱいだ。
さて、それだけ長くやっていたら、どんな内容でも、どんなテーマでも、経験と専門知識をベースにささっとわかりやすくまとめられるようになっていなければならないのだろうけど、それがなかなかにできない。
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