KAGOSHIMA SOCCER MAGAZINE“カゴサカ☆”

【第102回 全国高校サッカー選手権大会⚽️ 神村学園VS松本国際 2−0 WIN!!!】

【第102回 全国高校サッカー選手権大会⚽️ 神村学園VS松本国際 2−0  WIN!!!】

2023.12.31 12:05   kick off

ニッパツ三ツ沢球技場

天候/気温/湿度   晴  /  12.1 °C /  35%

神村学園  2ー0  松本国際

(前半  2−0   後半 0-0  )

得点者

8分 名和田 我空 (神村学園)

24分 有馬 康汰 (神村学園)

 

2023年12月31日大晦日。神村学園の選手権の戦いが始まった。

前半から神村学園は多彩な攻撃をしかけ圧倒する。サイドチェンジを駆使した攻撃や、西丸 道人のスピードを活かした裏への抜け出し、空いたスペースを存分に使い神村学園らしい攻撃力を見せる。

前半8分、松本国際のチャンスを神村DFが落ち着いてさばき神村ボールへ。西丸 道人が右サイドのスペースを活かしクロス。名和田 我空が落ち着いて先制ゴールを決めた。

24分、神村学園は大成 健人のクロスを有馬 康汰がゴールへと押し込みゴール。前半を2−0で折り返した。

後半松本国際が攻勢を強める場面が多く見られたが、神村学園の守備陣が奮闘し2点を守りきる形で3回戦進出を決めた。

 

試合後神村学園有村 圭一郎監督は「前半は狙った形で得点がとれたので良かったですが、初戦ということもあり後半プレッシャーにいけなくなってしまった。相手のリズムでサッカーをしてしまった事が反省点だと思います」と振り返る。

鹿児島県予選決勝戦からわずか2週間で迎えた選手権初戦について「1回リセットしてもう一度作り直すという時間が少なくそのままこの選手権の舞台に乗り込んできた。やるしかないという感じです。」と過密スケジュールで戦うこの選手権へのイメージを整理した。

キャプテンの西丸 道人選手は「自分としては0点だった」と悔しそうに試合をかみしめた。「攻撃の起点にもなれていなかったですし、得点もとれなかった。守備においてもチームの役に立ったところがなかったと思うので、今年で1番よくない試合でした。最後の選手権、プロに行く前に高校生としてサッカーができるのが最後なので、楽しむことを忘れずに次の試合はプレーしたいと思います」と意気込みを語った。

高校卒業後ベルギー1部リーグゲンクに加入が内定している吉永 夢希選手は「プロに行く前に日本一をここでしっかりとって、海外に飛び立ちたいと思います。鹿児島の代表として全国にきているので、鹿児島の想いだったり、負けたチームの想いもしっかり背負って戦いたい」とこの選手権の意味を感じていた。

次の試合は1月2日14:10キックオフ。兵庫代表神戸弘陵学園と群馬代表前橋育英の勝者と対戦する。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ