KAGOSHIMA SOCCER MAGAZINE“カゴサカ☆”

【いよいよJ2昇格へ!決戦を前に藤本憲明選手へインタビュー】

【いよいよJ2昇格へ!決戦を前に藤本憲明選手へインタビュー】

いよいよ明日、鹿児島ユナイテッドFCはJ2昇格を決める大切な戦いを迎える。

今シーズン最終戦はアウェイ、ガイナーレ鳥取との対戦。この試合に勝利、もしくは得失点差次第ではあるが引き分けでもほぼJ2昇格が決まる。

“勝てば昇格”その状況に胸は踊る。鹿児島ユナイテッドFCとともに昇格したいーその想いで鹿児島に戻ってきた藤本憲明選手は今どのように感じているのかー。有賀真姫による藤本選手へのインタビューをノーカットでご紹介!

 

さあ!いこう!J2昇格へ!!!

―自己紹介をお願いします!

 

藤本憲明です

 

―いよいよ明日最終戦となりますね!

 

最終戦・・・早かったね!早かった!って毎年言っているような気がする。

 

―今シーズンは藤本選手が鹿児島に戻ってくる!という大きな発表から始まって

あっという間にも最終戦です。

 

もうここまで(昇格圏内で最終戦を迎える)来ることは、その発表のときから決まってたんで!

 

―もう決まっていたんですね!

 

そうなんです!

 

―今どんなお気持ちですか?最終戦を前に。

 

ここ最近はもう楽しくてしかたがないです!

 

―楽しいって気持ちでやってるんですね!

 

楽しくないですか!この状況!

 

―最終戦で勝てば昇格が決まるって・・・すごいですよね!

 

そうなんですよ!めっちゃ楽しいです!

 

―プレッシャーとかはいかがですか?

 

ないって言ったら嘘ですけど・・楽しめています。

もう勝てば昇格とか最高やし、ここ5節前ぐらいまでは追われている立場というのがあったから、多分みんなこう硬くなったりとか、消極的な場面もあったかもしれないんですけど、結構目の前までも昇格、前節もホーム最終戦ももしかしたらというのはあったじゃないですか。それからみんな勝手にモチベーションが上がって、緊張がモチベーションになっていい結果が出たのかなという感じはしましたね。

―今治戦ちょっと硬さがあるのかなと思ったんですが、

 

今治戦と琉球戦はやっぱちょっと硬かった・・・硬いというか、自信はあるけど、それが発揮されてなかったのかなという。結果がそうであったからそう見えたのかもしれないけど、それがホーム最終戦では吹っ切れたんかなと思ったし、危ない場面もあったけど、涼太(泉森)中心に將成(岡本)やトニー(戸根)が頑張ってくれたおかげで、勝てたというのが大きいなと思います。

 

ーそして!藤本選手をはじめ攻撃陣も頑張ってくれてましたね!

 

頑張りましたね!みんな。最後まで走って素晴らしかったです。ホーム最終戦にふさわしかったかなと思います。

 

ーホーム最終戦でずっと藤本選手が開幕から言い続けていたスタジアム1万人!来てくれたじゃないですか!

 

きてくれましたーーーー!みんなさすが!

 

ーずっと言っていましたもんね!開幕前から!それが叶った瞬間でしたね!

あの1万人の白波スタジアムの景色を見たとき、なんかここまで来たか・・・っていう気がしたんですよね。

 

すごかったですよね。コレオをやってもらって、うわーっ!てなって。入場するじゃないですか。そして振り返ったときのメインの感じ・・・あれは最高でしたね。

 

ー「GO UP」というコレオグラフィを見ていかがでしたか?

 

これは、上がるしかないんやな!って。感じですね。上がってこそ、このコレオが生きてくるなと思って。からの!メインスタンドうわーーーーって!

ここまで来たかーー!鹿児島!と思いましたね。

ー選手の皆さんのポテンシャルもですが、サポーターの皆さんのポテンシャルもすごいですよね!

 

そうですそうです!これが・・・サッカー専用スタジアムで見れたらなって。

 

ー本当に・・!そう思いました!

 

多分あれが専用スタジアムやったら・・・もう。会話も多分聞こえへんと思う!

ワーーーーーッてなって!

 

ーあの景色を見たら、やっぱりスタジアム作らなきゃいけないな、とか思ってもらえると思うし。大きな一歩だったなと。

 

確かにそれはもうサポーターのおかげです!完全に。

ここまで来れたのもそうやけど、俺がここまで成長できたのもサポーターのおかげです。

ー前回鹿児島に所属してたときからずっとね。藤本選手は進化し続けてますね!

 

劣化しないように頑張ります。錆びつかないように。錆ガードしていかなあかんから!

 

ーそうですよ!アンチエイジングしてくださいね!

 

研いでいきます!

 

ー鳥取戦をどのように戦いたいですか?

 

これはもう、理屈じゃなくなってきているような感じがしていて。それぞれ選手個人個人の想いとか、サポーターのみんなもそうやし、鹿児島全体のこの勢いで、戦術ももちろんありますけど、勢いと熱で勝ちに持っていけたらなと。

 

勝ってみんなが泣いて倒れて喜んでるのが、もう・・・想像できます。

多分みんなも想像していると思う。

想像できるんです。みんな想像して引き寄せていきましょう!

 

ーこの1週間なんかもう本当わくわくが止まらなくて!だって土曜日この瞬間を迎えるって考えただけでも・・・。

 

楽しめている人たちは、ここ数日気持ちよく過ごせていると思うんですけど、多分もう心臓バクバクのサポーターも多分いると思うんですよ。

そのバクバクを・・・嬉しい涙に変えてみせます!僕たちが。

 

ー昇格を決める。みんなで喜び合う。―その先の藤本選手の夢、達成したいことは何ですか、

 

J2昇格はするって決まっているので。それは言わんとこかな。

現実に言っていいですか?現実はJ2定着かな。

前回J2からJ3に降格した時もそんなね、悪いシーズンではなかったと思う。

でもクラブとして選手として、もうちょっと足りてなかったんかなっていう。何かがね。

 

でももう今はもうスーパーアップいるので!

 

現実はまずはJ2定着してね、その先はね・・・言わんでも分かると思うけど。

できます!必ずJ1昇格へ。できると思います。近い将来。

 

その前にスタジアム!完成が見たい・・・!

専用スタジアム1万人超え。専用スタジアムだったら・・・2万いけるかなーー!!

 

ー個人的に思うんですが、やっぱり日本代表に試合ができる、国際試合ができるサイズがね。本当は経済効果も考えると理想だと思うんですけどね。

 

これ前も言ったけど、そういうのができて、鹿児島出身の星弥(武)とかが日本代表に入ってね!

そしたら最高じゃないですか!鹿児島県民みんな行くんじゃないかな!

 

そのためにも、今週土曜日それが第一歩になるように。頑張ります!

ーサポーターの皆さんに一言!お願いします!

 

もうね・・・・。感謝しかない。僕はね。

 

今シーズン、もちろん良いときもあったし、悪いときもありました。その中で一生懸命声出してくれて、旗振ってくれて、手拍子してくれて応援してくれたみんなに感謝しかない。

それを恩返しできるのはもう勝つしかない。昇格するしかないんです。

 

そのために、最後の大声援をお願いしたいなと思います。そしてみんなで喜んで泣いて乾杯しましょう!

#J2

 

いよいよ明日がJ2昇格記念日となる。

さあ・・・!今シーズン最高の乾杯の準備を!!!

 

(インタビュー・有賀真姫)

 

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