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石井紘人のFootball Referee Journal

レフェリーは技術だけでなく、選手たちの間に立って、円滑なコミュニケーションをはかるなど総合的な人間力が求められ、時には批判も受ける難しい仕事だが、サッカーの魅力を最大限に引き出してくれる

「サッカーの審判員は技術だけでなく、選手たちの間に立って、円滑なコミュニケーションをはかるなど総合的な人間力が求められます。時には批判も受ける難しい仕事ですが、サッカーの魅力を最大限に引き出してくれるのも、また審判員の皆様にほかなりません」

2024 J.LEAGUE AWARDSでの優秀審判員紹介時のプレゼンターの言葉である。

それに呼応するように、優秀主審の御厨貴文レフェリーも

「私は10年前にJリーグの選手を引退し、レフェリーになることを決意しました。審判員の世界に足を踏み入れて感じたことは、サッカーが好きとか、Jリーグが好きというだけでは続けられない職業だと感じています。審判員は使命を課して取り組んでいると思っています。

だからといって、ミスや誤審が許されるとも、まったく思っていません。

ですので、我々は自己研鑽をつみ、努力の量と質をもって皆さんの期待に応えていかなければならないと思っています。

この場をお借りして、皆さんにお願いがあります。叱咤激励をしてください。だめなときはしかってください。もっと走れよ、と怒ってください。

そして、もし、良かったなと思っていただけたときには拍手をしていただけないでしょうか。

それが必ず審判員の頑張るモチベーションになります。必ずレベルアップにつながります。Jリーグや日本サッカーの強化、発展につながると信じています」

と審判視点からのスピーチを行った。

そんな御厨レフェリーに『MONDAY FOOTBALL みんなのJ』がインタビューを行った。

御厨レフェリーは、受賞直後の直撃に「どうせ選手(のインタビュー)使うから、レフェリーは使わないでしょ」と笑顔で対応し、選手からレフェリーへの新しい道を切り開いたと思いますが?という質問には

「一緒にゲームを作れること。ピッチに立てるのは幸せなことだと思いますし、ぜひ(選手を)やめた後も、(審判に)興味を持って貰えると」

と、壇上同様に審判員への興味を促していた。

 

アウォーズの舞台裏と御厨レフェリーのレフェリングについては

https://w8sports.stores.jp/items/6749b1550662f205c4cfc04c

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