石井紘人のFootball Referee Journal

遠藤ではなく上形のファウル?谷村への河野のハイキックは二枚目の警告イエローでレッド退場?吉澤への池高のPKは?【ギラヴァンツ北九州×いわきFC:高崎航地審判団批評】

サッカーの競技規則は、他の多くのチームスポーツのものと比べ、比較的単純である。しかしながら、多くの状況において「主観的な」判断を必要とし、審判は人間であるため、必然的にいくつかの判定が間違ったものになったり、論争や議論を引き起こすことになる。

人によっては、これらの議論が試合の楽しみや魅力の一部となっている。しかし、判定が正しかろうと間違っていようと、競技の「精神」は、審判の判定が常にリスペクトされるべきものであることを求めている。

首位を走るいわきFCの試合を割り当てられたのは29歳の高崎航地主審だ。2021年からJFLで主審、J3では副審を務め、昨年JFL優秀レフェリー賞を受賞。今季は主審としてJ3を担当している。

50秒、ボールではなく、背中へのチャージをしっかりとり、痛んだ選手に声かけするようにファウルをした選手とコミュニケーションをとった。禍根を残させないレフェリングだ。

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