石井紘人のFootball Referee Journal

無料:西橋勲プロフェッショナルアシスタントレフェリー「メディアの皆さんもコロナ禍で制限のある中、大変なご苦労をされたと思います」【審判委員会ブリーフィング】

本日、日本サッカー協会(JFA)審判委員会が、2022シーズンの判定基準(スタンダード)説明会をオンラインで行った。

黛俊行JFA審判委員会委員長はJリーグの臨時理事会に出席のため不在。代わりにJFA審判マネジャー全体統括になった扇谷健司JFA審判委員会副委員長が冒頭の挨拶を行い、出席したプロフェッショナルレフェリー(PR:JFAと契約するプロの審判員)にバトンが渡された。一部意訳で紹介したい。

 

西橋勲PAR

「はじめに、昨シーズンお疲れさまでした。チーム、選手、メディアの皆さんもコロナ禍で制限のある中、大変なご苦労をされたと思います。今シーズンも色々な制限がある中でのスタートになりますが、我々はしっかりとピッチ上で与えられた役割を全うしたいと思っています。今日は、皆さんのご質問やご意見を頂きながら、情報共有をはかって、今年はワールドカップイヤーでもありますので、日本サッカーが盛り上がるようにしていきたいと思っています。」

 

PRたちの挨拶後、新たにJリーグ担当統括に就任した東城穣JFA審判マネジャーが2022シーズンの判定基準の説明を行った。昨年同様のタフな基準で試合を進めながらも、「選手生命を脅かすようなプレー」である「脚部へのタックル」、十六問キックのような恰好になる「上半身へのチャレンジ」、飛び蹴りのような恰好になる「頭部へのチャレンジ」を厳しく見極めていく姿勢を示した。また「乱暴な行為」の撲滅やベンチマナーについてもJリーグと共に取り組んでいくとのことで、詳細は後ほどレポートしたい。

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