読者からの質問「50分の金井への柏のチャージはPKと?52分の柴崎はハンドリング?」を検証する【横浜Fマリノス×サンフレッチェ広島:佐藤隆治審判団批評】
先日行われたJ1第18節の横浜Fマリノス×サンフレッチェ広島戦について、「判定にはゴール裏から見ていてかなりのフラストレーションを感じました。特に後半はじまってから15分までのことです。50分、学とのワンツーでゴール前に抜け出した金井の背中を柏が後ろからチャージ。52分、柴崎のハンドリング。54分の天野へのチャレンジ」と読者からコメントがあった。
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審判団に辛辣な解説をすることもある三浦俊也氏(参考記事:「厳密にいえばファウルはファウルなのですが、ヨーロッパだと取らないかな」)も、ジャッジに言及するシーンがなかったように、少なくとも前半は妥当だった。
30秒、足を踏む格好になったため。4分にはCK前にマネジメント。5分のシーンは「マリノス選手のクリアのため、オフサイドはとらない」(三浦氏)。6分には裏から引っかけたファウルを見極めたように、影響したものはしっかりとる。一方で9分の金井が痛んだシーンのように、フットボールコンタクト、ボールにプレーできていれば取らない。10分にも30秒同様にファウルをとり、基準を示していく。
12分、アフター気味にキッキングした柏に注意。22分のフットボールコンタクトも基準通り。27分には水本の広げた腕をとって注意を与えるなど、コントロールも行き届いている。
44分、アフターで足をあげて競る格好になったバブンスキーにラフプレーで警告。
迎えた50分、斎藤とのワンツーでペナルティーエリアに進入した金井を柏がチャージして倒す。
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