2015J12nd第16節 ガンバ大阪 0-2 サンフレッチェ広島 飯田淳平審判団評
年間一位と第二ステージ王者がかかっているサンフレッチェ広島と、年間三位をとるために負けられないガンバ大阪。今節のビッグマッチの一つを任されたのは飯田淳平主審だ。
10秒にコンタクトがあったが神経質になりすぎず、2分にもパトリックと水本の接触をフットボールコンタクトとする。フェアにプレーする選手と基準がマッチし、ファウルのない展開に。そんな中でも13分のハンドのように見落とさない。24分の森崎の後ろからのチャレンジも、ファウルにしないと荒れるもので、要所をしっかりと抑える。
26分、カウンターになりそうな所をホールドで止めた倉田に警告。33分、競り合い時に遅れて競ってしまった佐藤に警告。本人も納得のカードだ。39分の倉田のファウルは足への影響を見ても無謀なものではないため、ギリギリで、サンフレッチェ広島側もカードアピールも含め、アドバンテージではなく、試合を止めることをチョイスしたのだろう。
選手たちがエキサイトし始めたこともあり、42分の今野のように注意を与え、テンションを抑える。44分のパトリックが痛んだシーンは、ボールにいっており、その後で接触したのはフットボールコンタクトとジャッジ。49分、裏をとられそうになったところをホールドで倒した米倉に警告。
53分、ドウグラスに抜かれた所を、カニバサミのようなスライディングをした岩下に警告。岩下は不満だったようだが、懲戒罰は当然であり、PA外という見極めも受け入れられるものだ。
迎えた62分。
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