石井紘人のFootball Referee Journal

コパアメリカ2015決勝 チリ 0-0 アルゼンチン ウィルマール・ロルダン審判団評:4

■主審:ウィルマール・ロルダン(コロンビア)

採点:4

 

FBRJ的に、コパアメリカ2015で最も注目したのは、コロンビア×アルゼンチン戦後の選手たちの発言だ。

メッシやアグエロによると、アルゼンチンは“もっと厳しくファウルをとってくれ”と要求したが、主審に「ここは南米だ」と突き返されたという。

主審が、選手のアピールによって基準を変えることはない。そういった意味で、選手たちを突き放したことに驚きはないが、「ここは南米だ」という表現は驚いた。

というのも、南米のビッグマッチでは、主審が厳しい基準を敷くことが多い。この試合の主審を割り当てられたロルダン主審も、その一人である。

(残り 1213文字/全文: 1503文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ