【連載】ポストプレーヤーはできるだけ相手の深い位置に立たなければなりません【1日1回読むだけで身につくサッカーの見方の基礎知識】

2019年12月29日 9時00分　
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【1日1回読むだけで身につくサッカーの見方の基礎知識】

■ポストプレーヤーはできるだけ相手の深い位置に立たなければなりません

ポストプレーとは、主にフォワード(FW)が相手のディフェンダー(DF)を背中にして、つまり相手ゴールに背を向けながらボールを受けて、フリーになっている味方の選手にパスを供給するようなプレーを指します。したがって、ポストプレーヤーとは、「起点になる人」を意味します。

プレーの理想的な形は、起点となる選手がディフェンスラインの一番深いところでボールをもらって、相手がボールを奪うために強く当たってきても、ボールを失わずにキープします。相手のプレッシャーに対して、その場にできるだけ踏みとどまるというプレーが求められます。

また、起点となる選手に正確なパスを縦パスを送る中盤から後方の選手たちのパス精度も重要になってきます。そして、FWへのパスコースがなければ、中盤の選手はパスコースを作らなければなりません。パスコースから外れるように「おとり（スペースメイク）」になって、相手を引きつける動きが必要になってきます。

次回は、ポストプレーと関わりを持つ「（おとり）スペースメイク」について解説します。

川本梅花