【インタビュー】#伊藤槙人 「失点の時間帯が良くない」 #黒川淳史 「クロスの精度を高めたい」【#水戸ホーリーホック のハッピーソング】#東京ヴェルディ 戦後のコメント
2018明治安田生命J2リーグ第10節
東京ヴェルディ 3-0 水戸ホーリーホック
http://www.mito-hollyhock.net/games/9191/
■伊藤槙人選手
■伊藤槙人選手
――ドリブルでボールを前に運ぶなど、いろいろとチャレンジしていたが?
伊藤 自分の前のスペースが空いていました。パスの選択肢もあまりなかったし、自分のところで相手を動かしたいなという考えがあったので、ちょっと運ぶなどしました。
――試合中に何度かシステムが変更された。練習でも取り組んでいたのか?
伊藤 練習の時から、オプションの1つとして取り組んでいました。
――セットプレーでの最初の失点は、どういう形だったのか?
伊藤 1発目は、僕のマークする選手でした。
――FC町田ゼルビア戦のリプレーを見ているようだった。
伊藤 セットプレーでの失点が、試合開始すぐにですからね。失点の時間帯もあまりよくない。失点をしたくない時間帯での失点だったため、ダメージは思ったよりも大きかったです。セットプレーの失点は一発でゲームを壊しがちなので、改善していく必要があります。
――2点目もセットプレーからでした。
伊藤 相手に折り返されて詰められたところでの失点。蹴られてからの1発目ですよね。相手に先にボールを触られることを、なくしていきたいですね。
――セットプレーの守備は、ゾーン&マンツーマンだったが。
伊藤 マンツーマンにしました。練習でもやってきたことですが。
――試合を振り返って全体の印象は?
伊藤 試合の中で、ゲームを作っていく相手のうまさを感じました。点を取った後のことですが、守備が固くなった。やっぱり、最初の1点で試合が壊れてしまったのかなという印象があります。
――ボールを持たされている中で、攻撃陣はなかなかシュートを打たない。それとも打てなかったのか。
伊藤 監督には、「シュートを打っていけ」と言われていたのですが……。
――次節・京都サンガF.C.戦では、福井諒司選手が出場停止になる。センターバックで出るのか、サイドバックでの出場になるのか分からないが、セットプレーに関して、選手たちで話し合うなどするのか?
伊藤 相手との距離感だったり、相手への寄せ方だったり、そうしたことは話し合いでやっています。だから、京都戦は、失点をしないように守っていきたいです。
■黒川淳史
――この試合での手応えは?
黒川 プレッシャーを掛けても外されることが多くて、プレッシャーの部分でスイッチが入れない部分があったのですが、行けていた部分はあったので、そこは継続してやっていきたいです。あとは、失点の場面ですね。試合開始10分くらいでやられているのは、改善しないといけない。そこで相手に流れを持っていかれていますから。
――セットプレーでボールを触れないのは問題か。
黒川 けっこうセカンドボールは意識していました。練習でもっとそこを詰めないといけないですね。
――町田戦の時と同じで、パスをつないでも、バイタル前で慎重になる。シュートを打てない。
黒川 ビルドアップではテンポよく回していたのですが、ゴール前で怖さをなかなか出せない。それでも2、3回チャンスがありましたから、そこで決めきれていれば、相手のリズムから自分たちのリズムになる狭間だと思います。勝てた試合の時は、そういったところで点が取れているので、しっかり決めていければ。練習の時も、フィニッシュの最後の部分まで、ゴールを決め切るところまで、しっかりとやらなければと思います。
――東京V対策は?
黒川 ヴェルディ対策は十分に練習で落とし込んでいました。僕らの方も、「クロスのところはしっかりバイタルに入っていこう」と言っていました。実際に、ジエゴのところからでは、何回かチャンスがありましたから。
――前半に、相手陣内深く入り、グラウンダーでマイナスのクロスを送った。あの形は、黒川選手の理想とする攻撃パターンなのか。
黒川 そうです。自分で突破していって、グラウンダーの方が確率として高いので。サイドをやっている以上、クロスの精度を高めたい。いいボールを上げられるように、技術を上げないとならない。やるべきことは、たくさんあると知らされた試合でした。
川本梅花