【蔵出し取材メモ】#伊藤槙人「ジャッジは気にはなりましたが…」【インタビュー】
伊藤槙人「ジャッジは気にはなりましたが…」
スタジアムに取材で訪れた記者は試合終了後、監督や選手たちから話を聞くことになる。その内容は主に、先ほどまで行われた試合に関する説明や分析、感想、あるいは次の試合に向けた意気込みとなる。こうしたコメントの多くは、いわゆる“賞味期限”が短い。タグマ!の分析によれば、試合終了から48時間が目安となるようだ。
しかし「川本梅花フットボールタクティクス」では試合後に十分な時間が取れず、コメントを公開できないまま、48時間を経過することがしばしばある。旬を逃したコメントを掲載することに抵抗があるため、何らかのタイミングで紹介できるように準備をするのだが、多くの場合は空振りとなる。
そうすると、せっかく監督や選手たちから聞いた言葉がふいとなるため、方向を展開。旬を逃したと自覚しつつも掲載することにした。ここに掲載する記事は“直近のコメント”ではないことをご承知いただきたい。
■取材メモ:伊藤槙人コメント
伊藤槙人選手は、昨季水戸ホーリーホックでのリーグ戦出場は2試合のとどまり、シーズン途中から藤枝MYFCへ期限付き移籍した。藤枝ではJ3リーグ戦15試合に出場、Jリーグ初得点を記録した。2018シーズンは水戸でリーグ戦35試合に出場、1ゴールを挙げた。
明治安田生命J2リーグ第41節
水戸ホーリーホック 1-1 FC岐阜
http://www.mito-hollyhock.net/games/11753/
――今日は勝てたね。
伊藤槙 そうですね。こういう試合は、勝ちにしないといけないですよね。
――ハーフタイムで、主審のジャッジについて選手たちは何か話していたの?
伊藤槙 いや、ジャッジについては、そんなに言っていませんでしたね。
――監督のハーフタイムのコメントは「警告に気をつけろ」だったよね。
伊藤槙 ジャッジは気にはなりましたけど、まあ、こっちが言っていても仕方がないかな、と。試合中には、主審に言いましたけど。
――左サイドで選手が相手に潰されていた時に、伊藤槙くんは主審に何かを話していたけど、あれはなんて言っていたの?
伊藤槙「見てください!しっかり見てください!」と言いました。
――相手が「4-2-3-1」で1トップだったけど、やりにくさとかあったの?
伊藤槙 相手の両サイドハーフの選手が、1トップとからんで3トップ気味にくるので、センターバック同士があまり近すぎないようにプレーしようと心掛けました。
――ホーム最終戦だったんだけど、今季はレギュラーでシーズンを終えることになった。何か思ったことはある?
伊藤槙 まあ、いつも通りやろう、と。そして試合に勝って終わりたいと思っていました。
――ハーフタイム、1-0でリードしていてロッカーではどんな感じだったの?
伊藤槙 監督からも話があったように「0-0の気持ちでやろう」「油断しないようにやろう」と。みんなで集中していこうという雰囲気でした。
――いよいよ、今季の最後の試合となるツエーゲン金沢戦だね。
伊藤槙 はい。チームとして最高勝点、最高順位が目標なので、その可能性がある限り、そこを目指してきたい。
川本梅花