「実はしかおって『可愛いだけ』のマスコットではないんですよ」 マスコットに救われた話 つっきー(鹿島アントラーズサポーター)
月イチ連載の「マスコットに救われた話」。タイトルそのままに、マスコットが大好きな方々に、毎回「マスコットに救われた話」について語っていただく。
今回ご登場いただくのは、鹿島アントラーズのサポーターで、しかお推しのつっきーさん。Xのトップ固定ポストでは、カシマサッカースタジアムで御子息の挙式が行われたことが報告されている。
すでにお孫さんも生まれて、今は一家5人(本人と夫、息子夫婦と孫)で鹿島のゴール裏を応援しているという。Jリーグも開幕から30年が経過し、親・子・孫の3世代で応援する時代が到来。そんな中、マスコットはこの家族に、どのような役割を果たしたのだろうか? さっそく、つっきーさんに語っていただくことにしよう。(取材日:2024年10月1日=オンラインにて収録。写真提供はすべて、ツッキーさん)
【編集部より】当連載は随時インタビュイーを募集中。XでのDM、もしくはメールにて、以下の情報をお送りください。
・メールでの件名「マスコットに救われた話」
・お名前(ハンドルネーム可)
・連絡先(メールアドレス、LINEなど)
・お仕事
・推しマスコット
・どのように「救われた」のか(簡単に)
infotetewm@targma.jp までお願いします。
※これまで登場したマスコット(ファジ丸、ゼルビー、ドーレくん、ヴァンくん&フォーレちゃん、ヴィヴィくん、ガンズくん、しかお)以外のマスコット推しの方が採用される可能性が高いです。なお、自薦・他薦を問いません。
■スタジアムでの結婚式で牧師役だったのは?
カシマスタジアムで結婚式を挙げた息子ですが、実はプロポーズも鹿島のホームゲームでした。「ホームで勝ったらプロポーズする!」と言って、ずっと婚約指輪を懐に忍ばせていたそうなんです。そう決心したのが2年前(2022年)の夏。ところが、その年の鹿島はずっとホームで勝てなかったんですね(苦笑)。
わが家での会話も、ずっとその話題。「もう、アウェイでもいいんじゃないの?」とか「でも、次の●●戦には勝てるはず!」とか。結局、年をまたいで去年の4月29日、ガンバ大阪戦でようやくプロポーズを実現。そこからは早かったですね。6月5日に入籍して、式を挙げたのが7月28日で、今年の2月末に孫が生まれました。私もこんなに早く「おばあちゃん」になるとは思いませんでした。
息子の結婚式は金曜日でした。カシマスタジアムで結婚式ができるのは、試合がない週の水木金ということで、7月28日にピンポイントで決めました。平日でしたが、親族が各々スケジュールを調整して、当日を迎えることになりました。そうしたら、司会がスタジアムDJの松本浩之さん、牧師役がしかおでした!
しかも鹿島OBで元日本代表の方も、偶然「その日ならスケジュールが空いているよ」ということで参列していただいて、しかもスピーチまでしてくださいました。実は息子が生まれた時、当時現役だったその方から名前をいただいているんです。ちなみに孫は女の子ですが、やはり鹿島の選手から、お名前の1字をいただきました。
■東日本大震災後、国立競技場にしかおファミリーが!
私はJリーグ開幕時からの鹿島サポーターです。当時の交際相手(現在の夫)が茨城出身だったので、一緒に応援するようになりました。私自身は神奈川の出身で、ライターの仕事をやっていたんですが、横浜マリノスの会報誌の仕事をしていたんですね。川口能活さんにインタビューした時「応援、お願いします!」と言われて、微妙な空気になったこともありました(笑)。
(残り 1814文字/全文: 3273文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ