なぜ新スタでの開幕戦は満員にならなかったのか? 金沢ゴーゴーカレースタジアムを訪れて感じたこと
日記にも書いたとおり、先週末は1泊2日の金沢取材だった。土曜日は「蹴日本探訪(#蹴探)」加賀百万石・金沢篇を開催。そして日曜日は、ツエーゲン金沢のホーム開幕戦を金沢ゴーゴーカレースタジアムで取材した。まずは蹴探のほうから、振り返ってみることにしたい。
会場は竪町(たてまち)にある「225BAR」。金沢のサポーターにはおなじみのお店で、イベント開催もお手のもの。プロジェクターや音響などの設備もしっかりしていて、非常にありがたかった。
この日の参加者は当日券も含めて15人。ほくりくアイドル部7周年記念イベントとバッティングしてしまったが、それがなければ20人以上のお客さんが集まったかもしれない。もっとも、当日の参加者の反応はおしなべて悪くなかった。Xでのポストをいくつかご紹介しよう。
今日は #225BAR で開催されました、宇都宮徹壱さんの「蹴日本探訪( #蹴探 )に参加してきました。
まずとにかくめちゃくちゃ面白かった!凄く内容の濃い充実した2時間でした。
宇都宮さん、諸江さん、山野さん、ありがとうございました(*´∇`*)#zweigen#ツエーゲン金沢
↓内容については以下で https://t.co/jg0jtvV0ZJ pic.twitter.com/KxRmoNcTLP
— Pocky (@PockyZwei) March 2, 2024
宇都宮徹壱さん(@tete_room)プレゼンツ「蹴日本探訪」金沢編、参加してきました。前半は地獄の北信越の歴史を振り返るパートでしたが、参加者は私も含めて当時を知ってる古強者が揃ってた感じで、反応も「へえー」よりは「うんうん」(首をむっちゃ縦に振る)だった印象。 #蹴探
— あるふ (@alphireb) March 2, 2024
地獄と呼ばれたあの頃の北信越リーグのこと、そして全社のこと。
実はしれっとできたわけではないゴースタが完成するまで。
当時その渦中、中心におられた諸江さん、山野さんを迎えて行われた宇都宮さんのトークイベント。つづく↓
— ツエマル (@zwemal_83) March 2, 2024
皆さんの反応を見て確信したことがある。それは「クラブがJリーグに到達する以前の歴史を振り返る」、あるいは「歴史の証言者をお招きする」というスタイルのイベントは、思っていた以上に需要があるということだ。また会場についても、できればスポーツバーなどの店舗で開催するほうが、望ましいということも実感した。
2月の岡山、そして3月の金沢と開催してきた蹴探だが、4月以降は決まっていない。何となく考えているのが、2010年代半ばくらいから取材してクラブ。具体的には、いわきFC、FC今治あたりか。いわきであれば14日(vs清水の翌日)、今治であれば7日(vs長野の翌日)か28日(vs大宮の翌日)にイベントを開催できればと思っている。
もちろん、いわきや今治以外でも呼んでいただければ、どちらにでも伺う所存。Jクラブがなくても、あるいは取材機会が少なくても、切り口を変えれば対応できる自信はある。蹴探の開催条件は、以下のとおりだ。
【開催条件】
①イベント開催日の前後にホームゲームがあること
②会場のキャパは20~50人前後であること
③会場ではプロジェクター、もしくはモニターが使用できること
④発起人に加えて、当日の受付をお手伝いいただける方がいること(お店の場合は必要なし)
※なお、宇都宮の出張費(交通費と宿泊費)は、チケット代を充当しますので、謝礼などの持ち出しは一切必要ございません。発起人になっていただける方は「infotetewm★targma.jp」(★を@にしてください)まで、ご連絡ください。
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