『J1第11節』全試合振り返りLIVE(J論)【4/21(月)22時】

宇都宮徹壱ウェブマガジン

なぜ新スタでの開幕戦は満員にならなかったのか? 金沢ゴーゴーカレースタジアムを訪れて感じたこと

 日記にも書いたとおり、先週末は12日の金沢取材だった。土曜日は「蹴日本探訪(#蹴探)」加賀百万石・金沢篇を開催。そして日曜日は、ツエーゲン金沢のホーム開幕戦を金沢ゴーゴーカレースタジアムで取材した。まずは蹴探のほうから、振り返ってみることにしたい。

 会場は竪町(たてまち)にある「225BAR」。金沢のサポーターにはおなじみのお店で、イベント開催もお手のもの。プロジェクターや音響などの設備もしっかりしていて、非常にありがたかった。

 この日の参加者は当日券も含めて15人。ほくりくアイドル部7周年記念イベントとバッティングしてしまったが、それがなければ20人以上のお客さんが集まったかもしれない。もっとも、当日の参加者の反応はおしなべて悪くなかった。Xでのポストをいくつかご紹介しよう。

 皆さんの反応を見て確信したことがある。それは「クラブがJリーグに到達する以前の歴史を振り返る」、あるいは「歴史の証言者をお招きする」というスタイルのイベントは、思っていた以上に需要があるということだ。また会場についても、できればスポーツバーなどの店舗で開催するほうが、望ましいということも実感した。

 2月の岡山、そして3月の金沢と開催してきた蹴探だが、4月以降は決まっていない。何となく考えているのが、2010年代半ばくらいから取材してクラブ。具体的には、いわきFCFC今治あたりか。いわきであれば14日(vs清水の翌日)、今治であれば7日(vs長野の翌日)か28日(vs大宮の翌日)にイベントを開催できればと思っている。

 もちろん、いわきや今治以外でも呼んでいただければ、どちらにでも伺う所存。Jクラブがなくても、あるいは取材機会が少なくても、切り口を変えれば対応できる自信はある。蹴探の開催条件は、以下のとおりだ。

【開催条件】
①イベント開催日の前後にホームゲームがあること
②会場のキャパは2050人前後であること
③会場ではプロジェクター、もしくはモニターが使用できること
④発起人に加えて、当日の受付をお手伝いいただける方がいること(お店の場合は必要なし)
なお、宇都宮の出張費(交通費と宿泊費)は、チケット代を充当しますので、謝礼などの持ち出しは一切必要ございません。

 発起人になっていただける方は「infotetewmtargma.jp」(★を@にしてください)まで、ご連絡ください。

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