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【天皇杯2回戦:長崎対讃岐】速報レポート:開始3分で2点リードから、消化不良のゲームとなるも、3対2で長崎が逃げ切る

12日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で第104回天皇杯2回戦が開催され、V・ファーレン長崎が香川県代表のカマタマーレ讃岐が対戦。立ち上がりに2点を先制した長崎だったが、讃岐の前に思うようなゲームを見せられず3対2で辛くも逃げ切って勝利した。

9日にルヴァン杯プレーオフラウンド第2戦を戦ったばかりの長崎は、GK富澤雅也、DF白井陽貴などリーグ戦出場機会が少ない選手を中心に起用。対する讃岐は奈良坂巧・深港壮一郎・前川大河の3名以外8名を交代してスタート。

戦前の予想通り、戦力で上回る長崎は開始1分に松澤海斗が先制ゴール。さらに2分後、右サイドからゴール前に入れたボールをフアンマデルガドが落ち着いて決めて早くも2点差。2失点した讃岐だが、讃岐はラインを下げず、森勇人の飛び出しや前川大河のキックを生かしたセットプレーで反撃。攻撃に入る長崎の前線3枚と名倉巧に対して、讃岐の3-4-2-1の形がマンマーク気味にハマることもあり追加点を奪えない長崎相手にボールを動かし、44分に左合修土にゴールを決めて1点差として前半を折り返す。

後半も思うように連動性を見せられずに讃岐を振り切れない長崎だが、後半58分に山田陸がシュートを決めて3対1。讃岐は63分に内田瑞己・吉田源太郎・長谷川隼の3人を一挙投入するが、長崎も65分に故障からの復帰明けとなる安部大晴と中村慶太を投入。このまま逃げ切りに入ると思われたが、70分にゴール中央から川西翔太がゴールを決めて再び1点差。さらに新井一耀の負傷退場というアクシデントがあった長崎は讃岐の攻勢を受けるが、これ以上の追加点を許さず3対2試合を終了。辛くも3回戦進出を決定した。

reported by 藤原裕久

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