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【速報レポート】2021・J2第32節 長崎×京都~J1昇格の灯を守り、勢いを生み出す勝利。長崎が京都を破る~

10月2日、トランスコスモススタジアム長崎で開催されたJ2第32節の京都戦で、長崎は効率良く得点を重ね2対0 で首位の京都を撃破。今季の絶対目標「J1昇格」のため、勝つしかなかった試合で勝ち点3を獲得した。

京都は前節から先発変更なし。長崎も前節出場停止だったカイオセザールが復帰したのみで先発の変更は1名。フォーメーションも京都が4-3-3、長崎が4-4-2でシステム・メンバーともに事前予想通りの形で試合はスタート。

立ち上がりからアグレッシブに攻めてくる京都に対して、やや押し込まれた格好の長崎だが、奪ってからの鋭い攻めでチャンスを作るなど互いに引かない攻防を展開。そんなサイドや中盤でもタイトな球際の勝負を展開する両チームのスコアが動いたのは30分。米田隼也の山なりのコーナーキックに毎熊晟矢が合わせて長崎が先制ゴールを奪取。

1点を追う京都は後半から積極的な交代でゴールを狙いにくるが、長崎も冷静な対応とボール回して対抗。65分にはクリアボールからのカウンターでエジガルジュニオ、植中朝日とつなぎ、攻め上がっていた京都のCBヨルディバイスの背後を突く形で植中がそのままGKとの1対1に持ち込み2点目のゴール。焦りの見える京都の対して、理想的な形で追加点を奪った長崎は、終盤に京都の攻撃に押されるシーンこそあったものの、要所を締めた守備で決定的なシーンを作らせずに試合を終了。J1昇格の灯を守り、勢いを生み出す大きな勝ち点3を獲得した。

reported by 藤原裕久

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