長崎サッカーマガジン「ViSta」

【アカデミーレポート】日本クラブユース初戦に挑むVV長崎U-18。「爪痕を残すくらいはやれると思うので、その中で勝利できるようなスタイルを与えたい(村上監督)

明日25日から、V・ファーレン長崎U-18が出場する『第44回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会』が群馬県で開催される。

例年、夏におこなわれる同大会だが、今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のために年末に延期されていた。V・V長崎U18は、10月から11月に渡って行われた九州クラブユースでベスト4入り。九州第3代表として、2年連続3度目の大会出場を決めていた。

V・V長崎U18の初戦の相手は関西第3代表の『センアーノ神戸』。兵庫県の街クラブで、小学校時代の香川真司・森島康仁らも所属したジュニアチームの強豪で、今回で日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会は5度目の出場。クラブとして「ボールも人も動くサッカー」を掲げ、攻守での数的優位を作るポゼッションサッカーを展開する。

システムはV・ファーレンと同じ4-4-2を基本とし、ボランチの杉上倖太・北詰真己を攻守の起点として、崎谷真嗣・吉森亮翔の両サイドと2トップの佃飛雅・前田尊人らが、積極的にゴールを狙っていく。

V・V長崎U18は、19日・20日に大会前最後のトレーニングマッチを戦い、大会遠征のメンバーを決定。24日に大会へ向けて出発。来季からのトップチーム加入が決定している五月田星矢、今シーズンに2種登録され、年代別代表候補のトレーニングにも参加した安部大晴の2大エースボランチ、鍋島暖歩・中島聖翔の両サイド、FW藤本翔らを中心としたハードワークとインテンシティを重視したスタイルでの勝利を目指している。

【村上佑介 V・ファーレン長崎U-18監督 コメント】

(大会前直前の状態について)
けが人が戻ってきているので、そこをフィットさせながら、(五月田)星矢と安部大晴を合流させて、最後の練習試合で最終調整という感じですね。大会をどう戦うかという基本は、ある程度できているので、その中で選手たちには競争してほしいと思っています。(勝つための)全てのピースがそろっているわけではないので、そこは選手たちのアピール次第かなと。

(大会について)
初戦が一番難しいとは思うんですよ。それに映像を見た限り油断はできないなと。初戦を良い形でスタートできれば、その後も強敵が続くんですけど、その後の戦いも良い形でいけると思うんですよね。爪痕を残すくらいはやれると思うので、その中で勝利できるようなスタイルを与えたいと思います。

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