【コラム 】15年前の4月9日のこと~V・ファーレン長崎が初めて公式戦を戦った日~
ちょうど15年前の今日、4月9日。V・ファーレン長崎は初めての公式戦を戦った。会場は宮崎県総合運動公園。第33回九州リーグ第1節、沖縄かりゆしFCとの一戦だった。

当時の試合を報じる新聞記事のスクラップと九州リーグのパンフレット
高校サッカーで圧倒的な実績を誇る長崎が、Jリーグを目指す。しかも島原商業と国見高校で全国制覇を何度もなしとげた小嶺忠敏さん(現 長崎総合科学大学附属高校サッカー部監督)をクラブのトップに据えているのだ。嫌でもV・ファーレンは注目を浴びた。
しかも隣の熊本では、アルエット熊本を母体としてJリーグを目指す『ロッソ熊本(現 ロアッソ熊本)』が誕生。長崎とともに九州リーグに昇格したFC琉球も、ズラリとJリーガーをそろえている。当時は、地方からJリーグを目指すチームが日本中に広まりだしていた頃だが、その中でも当時の九州リーグは、レベル・注目度ともに間違いなく地域リーグでは破格の存在だった。
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