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【アカデミーレポート 】~第54回長崎県サッカー新人戦準々決勝 長崎総大附属-大村工業、国見-南山 レポート~

1月25日、長崎県体育協会人口芝グラウンドと長崎市総合運動公園かきどまり補助競技場で、『令和元年度長崎県新人体育大会(第54回)サッカー競技』の準々決勝4試合が行われ、長崎総合科学大学附属高校・島原商業高校・創成館高校・国見高校が準決勝へ進出した。

<長崎総大附属 対 大村工業>

長崎県体育協会人口芝グラウンドで行われた長崎総大附属と大村工業の一戦は、前半から長崎総大附属がボールを持ってゲームを進め、前半31分に別府史雅のボールから河野寛斗がゴールを決めて先制。しかし大村工業も49分に大石澪矢のCKから上本佑二郎が同点弾を決めて1-1とする。

同点とされた長崎総大附属はロングボールを増やして攻め込んでいくが、フィニッシュの精度を欠いてしまう。それでも58分に大村工業のGK樽水虎太郎がシュートを前に弾いたところを、一宮優斗が押し込み勝ち越しに成功。さらに67分、山口敦樹のロングスローから藤田和也がダメ押し点を決めて3-1とし、そのまま試合を終了した。

<国見高校 対 南山高校>

長崎県体育協会人口芝グラウンドで行われた準々決勝のもう1戦では、国見高校と南山高校が対戦。互いに相手の攻撃を警戒して始まった前半は、原輝夢を中心に攻めていく南山がやや優勢に試合を展開。前半31分の国見の決定機もGK岩崎大空がファインセーブでくい止め、試合は0-0のまま。しかし南山の危機を救ったGK岩崎は、このプレーで肩を負傷し退場してしまう。

後半は、ラインを上げて攻撃の厚みを増した国見ペースの展開。南山もゴール前を密集して守りながらカウンターで反撃し、50分にはGKと1対1の場面を作り出すが、今度は国見のGK木下麗司がストップ。それから4分後に国見が阿部凌太郎のゴールで先制に成功。1点を追う南山は、長身CB浦達章を前線に上げたパワープレーで勝負に出るが、CB権堂秀人とGK木下を中心とした国見の守りを崩せずに試合は終了。国見が新人戦3年連続での準決勝進出を決めた。

長崎市総合運動公園かきどまり補助競技場で行われた準々決勝2試合では、島原商業が海星高校を2-1で破り、久しぶりにベスト8を突破。創成館高校は3-0で長崎北に勝利しベスト4に進出を決定した。

準決勝2試合は、26日の9時30分から長崎市総合運動公園かきどまり補助競技場と陸上競技場で同時にキックオフ。決勝戦は長崎市総合運動公園陸上競技場で14時から行われる。

reported by 藤原裕久

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