長崎サッカーマガジン「ViSta」

【連続企画】ORIGIN~選手の原点を探る~ 第6回(後編) ~高校以降 ~ DF中村北斗

毎年、多くの選手がデビューし、同時にピッチを去って行くプロの世界。成功するのは、ほんの一握りという過酷な世界に、彼らはなぜ踏み出したのか?V・ファーレン長崎に所属する選手たちが、いかにサッカーと出会い、なぜサッカーを好きになったのか、その[ORIGIN(オリジン:起源、発端、源泉、源、原因、原点]に迫る連続企画第6回。今回は、J1第27節で長崎の選手として、初めてトラスタに立ったDF中村北斗の[ORIGIN]に迫る企画の後編。今回は高校時代以降を語ってもらいました。

前編はこちら:https://www4.targma.jp/nagasaki/2018/09/24/post9947/

-高校では一年生から高校サッカー選手権に出場するなどしました。その頃はもう自分でもプロは間違いないと思っていましたか?
周りの目はそういう風に見てたみたいですけど、僕、一年生の頃は選手権しか出ていないんですよ。だから、そういう感覚は自分には無いんです(笑)。自分の中ではBチームで頑張ってたという意識ですね。実際に高三の進路希望でも「プロに行きたい」って書いていて、小嶺先生(小嶺忠敏 現長崎総合科学大学附属高校サッカー部監督)に「お前を評価するプロはいないぞ」ってずっと言われてて、大学進学も考えていたくらいですから。ある時期からイキナリ「お前は良い」って先生が言い出すまでは、ずっとそんな感じでしたよ(笑)。だから、一年のときはたまたまですね、運です。

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