長崎サッカーマガジン「ViSta」

【アカデミーレポート】勝ち取れ、全日本ユース出場権!

V・ファーレン長崎トップチームが、ワールドカップによる中断期間に入る前の最後のリーグ戦「J1第15節 横浜Fマリノスvs.V・ファーレン長崎」を戦う翌日の20日、V・ファーレン長崎U-18が「2018年度 第29回 九州クラブユース(U-18)サッカー選手権大会(以下:九州クラブユース)」でロアッソ熊本U-18と対戦する。

九州クラブユースは、クラブチームのアカデミー年代にとって国内最高最大級の大会で、高校サッカーにおける全国高校サッカー選手権、高校野球における甲子園のような存在「日本クラブユースサッカー選手権大会(日本クラブユース)」の九州代表を決める大会だ。


長崎は現在トップチームの原田武男コーチが監督を務めていた2015年に、九州クラブユースを突破し全日本クラブユースに初出場。本大会でもベスト16という素晴らしい成績をおさめたが、以後は九州クラブユースを突破できないでいる。

今季のU-18は、プリンスリーグでも安定した戦いを見せており、13日に行なわれた九州クラブユース初戦でも西南フットボールクラブに13-0で勝利。かなり期待できる状態と言っていいと思う。19日に行なわれるトップチームの試合で神奈川に行っているサポーターも多いだろうが、都合のつく方は、20日に福岡フットボールセンターで行なわれる九州クラブユース2回戦(vs.ロアッソ熊本U-18)に是非、来場して声援をおくってもらいたい。

対戦相手のロアッソ熊本は、昨季のプリンスリーグで9位に終わったため、今年は熊本県一部リーグを戦っているが、本来は長崎よりも長く九州プリンスリーグで戦い、トップチームへも選手を多く供給してきた強豪だ。九州クラブユースの1回戦では、約半分が実際はU-15選手で占められていたとは言え「ALBA U-18」に29-0で大勝。1年でのプリンス復帰のためにも必勝態勢で臨んでくるはずで、好勝負が期待できるだろう。

 ぜひ、ぜひ、予定が合う方は20日に福岡フットボールセンターへ!
キックオフは17時15分。

reported by 藤原裕久

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