【TOPICS】サポーターと一緒に体を動かして楽しむ、新しい形で盛況。
ロアッソ熊本は14日(祝)、大津町運動公園で「ロアッソ熊本スポーツDAY~心も身体もキュンキュン~」と題したファン感謝イベントを実施。有料イベントとしての開催で参加できる人数に上限があり、また午前10時からのおよそ2時間と短い時間での開催となったが、チケットを購入した300人のサポーターが選手たちと一緒に体を動かして楽しんだ。
同会場でのファン感謝イベントは昨年に続いての実施ながら、今年はスポーツの日とあって、(株)アスリートクラブ熊本の社内で内容について検討した結果、選手たちと一緒に体を動かして楽しむ、というテーマに決定。ただ、本格的な運動やサッカー教室だと参加しづらい方がいることも考えられるため、より幅広い方も楽しめる内容を考案。「事業部を中心に、社内の各部署から社員に参加してもらってミーティングを重ね、内容を詰めていきました」と岩水香織事業部長。その結果、これまでにないプログラムでの実施となった。
屋外(体育館横の芝生広場)では、走らずにプレーする「ウォーキングフットボール」と2ホールの「ロアッソカントリークラブ」が開設された「ミニフットゴルフ ニアピン対決」、体育館では「風船バレーボール」や「じゃまじゃま玉入れ」といったレクレーション的な側面の強いメニューが実施されたが、今回のイベントで特徴的だったのが、エクササイズとメディカルブース。
エクササイズコーナーでは、スポーツクラブ「ルネサンス光の森」のインストラクター2名による15分間のエクササイズショートレッスンが行われ、メディカルブースではトップチームのトレーナーの指導のもと、選手たちが普段行っているセルフケアとフィジカルトレーニングを体験。中でも、山本良一チーフトレーナーによるマッサージが大変好評だったらしく、多数の応募の中から4人の幸運な当選者が、ゴッドハンドの恩恵を受けた。
「『選手の皆さんがやっているケアの流れを知れて嬉しかった』と言われたことが嬉しかったですし、普段の感謝を伝えようと思っていましたが、逆にパワーをもらいました」(江﨑巧朗)、「普段は少しの時間しか触れ合えませんが、一緒に体を動かすことで楽しめて、新鮮な気持ちになれました」(大本祐槻)との声が聞かれた通り、椅子に座ってサインをしたり一緒に記念写真を撮るにとどまらず、一緒に体を動かして楽しむという趣向は、サポーターの皆さんにとってはもちろん、選手たちにとっても新鮮だったはず。玉入れと風船バレーに参加した大木武監督も、勝負事とあって真剣になりつつ、普段は見せない表情で楽しんでいたのが印象的だった。