東大阪フットボールマガジン

2024FC大阪新体制発表会レポート

1月21日、FC大阪の新体制発表会が東大阪市のクレアホール・ふせで開かれ、近藤祐輔社長をはじめ大嶽直人監督や新加入選手らがサポーター約70名を前に今シーズンの体制説明や今シーズンにかける意気込みをアピールしました。

新体制発表の冒頭、近藤社長が登壇。

昨シーズンの成績を振り返った後、チームの経営状況やクラブミッションなどのクラブ方針を集まったサポーターに説明しました。

 

今季の意気込みについて近藤社長は「今年のスローガンは“絶対”というスローガンを掲げました。今シーズンはきっと大変な時期もあるだろうし、苦しい時期も来るかもしれない。クラブと選手も全員、『絶対に(J2に)上がれる、絶対に上がるんだ!』という気持ちで今シーズン挑みます。サポーターの皆さんも『絶対にJ2に行くんだ!』という気持ちや言葉で皆、一致団結して今シーズンは挑みたい」と述べ、「今シーズンは、球際が激しく攻守の切り替えが早い攻撃的なサッカーを実現する」と抱負を語りました。

 

クラブ方針の説明の後には、大嶽監督が登壇。

 

「アグレッシブでハードワークさをプレーに出して隙のない選手たちの情熱と魂を持って戦って勝利を掴むチームを目指していきます。そして、東大阪の地を熱く盛り上げていきたい」と挨拶しました。

 

質疑応答でメディアからどのようなチームを作っていきたいかについて質問された大嶽監督は、「FC大阪は土台として強度の高いプレーの良さを持っている。今あるものをどれだけ前進させてよりもっと相手のゴール前に近づけるかが大事。そこを目指して一生懸命やっている」と現在のチームづくりの状況について答えました。

 

また、今季の数値目標について質問された大嶽監督は「数字よりも絶対に上がるという気持ちの方が大事。みなさんと一緒の目線でスタジアムで一緒に戦いたい」と抱負を述べました。

 

大嶽監督の挨拶の後には、新ユニフォームの発表があり久保吏久斗選手と島田拓海選手、永井建成選手、新加入の山本透衣選手が登壇。

ものづくりのまち東大阪を象徴とする歯車をあしらったユニホームがお披露目されました。

ユニフォーム発表の後には、東大阪市に関するクイズ大会を開催。

ユニフォーム発表と同じく久保選手と島田選手、永井選手が登場し、ファン・サポーターが事前に考えた3択のクイズで交流を図りました。

 

クイズ大会の後は、新加入選手紹介が2部構成(カン・ソングク選手、チョ ヨンフン選手、武颯選手は諸事情で欠席)で行われ、1部では8名の選手(望月想空選手、林田魁斗選手、堤奏一郎選手、澤崎凌大選手、石橋克之選手、夏川大和選手、山本透衣選手、西村真祈選手)が登壇。

 

さらに、2部では、11名の選手(江川慶城選手、下澤悠太選手、木出雄斗選手、増田隼司選手、芳賀日陽選手、秋山拓也選手、重松健太郎選手、武井成豪選手、山田晃士選手、藤田雄士選手、國領雄斗選手)が登壇しました。

ディフェンスの要として期待されている江川選手は「ファイヤー!皆さんと共にJ3優勝して喜びを分かち合いたいと思っています。一緒に頑張りましょう!」と挨拶し、会場を沸かせていました。

また、自身の見てもらいたいプレーについて聞かれ「声の大きさを活かしたコーチング。最後まで熱いプレーを全力で出し続ける球際を部分を見てもらいたい」とストロングポイントを挙げアピールしていました。

 

最後は、監督と新加入選手が集合して写真撮影を行い新体制発表会が終了しました。

“絶対”をチームスローガンに2024シーズンの戦いに挑むFC大阪。

東大阪フットボールマガジンでは、今シーズンのFC大阪の戦いについて可能な限りのホーム・アウェイの試合の模様や練習レポート等の各種情報についてお送りしていく予定です。

ぜひ購読していただいてご覧いただければと思いますので、よろしくお願いします。

 

取材・文 中本宏樹

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