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「football fukuoka」中倉一志

【記者会見 J1第9節 福岡-浦和】「多くのチャンスを作ったがそれを得点につなげないといけなかった」/マチェイ スコルジャ

2025明治安田J1リーグ 第9節
日時:2025年4月6日(水)14:04キックオフ
会場:ベスト電器スタジアム/11,683人
結果:アビスパ福岡 1-0 浦和レッズ
得点:[福岡]岩崎悠人(68分)

◎マチェイ スコルジャ監督(浦和);
Q:試合を振り返って
「本日はいいスタートを切ることができたと思います。アグレッシブに行きましたし、そういったところから相手にとって危険なチャンスも作ることができていたと思います。相手のシャハブ選手のチャンスになった背後へのボール以外のところはゲームコントロールもできていたと思いますし、後半はよりスペースが空いてきて、少しカオス的な場面もありましたけれど、両チームともあまりチャンスを作れなかったと思います。
ミドルゾーンのところは両チームとも組織的にプレーできていましたが、ファイナルサードに入ることができませんでした。ただ、その中でもカウンターからのチャンスがありましたし、(松尾)佑介からチアゴのゴールのところのコントロールがもう少し良ければ、有利な場面につなげることができたと思います。
そんな中で、コーナーキックの守備のときにクリアが短く、相手がそれを拾い、素晴らしいシュートを打って失点してしまいました。その後、フレッシュな選手を投入しながら、中央で佑介とチアゴを組ませ、最後は(長倉)幹樹も入れましたけれど、アビスパの堅い守りを崩すことはできませんでした。
しかし、今日は相手に上回られたという感覚はありません。ただ、サッカーはこういう残酷な時もあります。我々はより多くのチャンスを作りながら、それを得点につなげないといけなかったと思います」

Q:今日はサヴィオ選手をベンチスタートにしましたが、その狙い教えてください。
「3連戦の3戦目でしたので、ローテーションが必要だと思いました。前半の強度が上がることを見越してフレッシュな状態のサヴィオを後半に起用しようとしました。けれど、サヴィオを投入する時間が少し遅すぎたかもしれません。彼が入った直後に失点してしまい、そしてそのあと、あまり十分な時間はありませんでした」

Q:実際にアビスパさんから点を取るイメージというところは、どのようにイメージしていたのか、またそこに対してはどんな評価をしているのか、教えていただけますか?
※「特にサイドを使いながら突破していくというイメージで挑みました。そして、それを可能にするために色々な形で用意しました。例えば、ウィングがサイドに貼って、相手のウィングバックを引きつけることによって、チアゴが裏に抜け出すスペースを作るというもので、それは実行しましたが、うまくいったのは前半のみでした。そして後半はゾーンツー、ゾーンスリーのところで、脇のポケットのところに顔を出して、そこにボールが入ったら裏に抜けるというところも狙っていきました。しかし、相手のパフォーマンスも非常に良く、、押し込まれることによってボランチがその裏に抜けていく距離が長くなってしまったという部分もありました。そして(石原)ヒロ、(金子)拓郎のように、クロスの得意な選手を使ってクロスを上げるというのも1つの狙いでしたけれど、本日はクロスの成功率が非常に低かったと思います」

[中倉一志=取材・構成・写真]

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