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「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J1第23節 広島-福岡】「最終的に自分たちが目標に到達するという強い想いを持って戦う」/長谷部茂利

2024明治安田生命J1リーグ 第23節
日時:2024年7月14日(日)18:33キックオフ
会場:エディオンピースウイング広島/24,766人
結果:サンフレッチェ広島 1-0 アビスパ福岡
得点:[広島]大橋祐紀(60分)

長谷部茂利監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「最善を尽くしましたが、あの形で失点をしてしまった。非常に良いボールを上げられてしまった中でのヘディングも素晴らしかった。相手の選手を褒めて終われないんですけれども良かった。自分たちの少し甘さが出た。攻撃のところでは点数が取れそうなときが、フィニッシュのところでこれが入ってればというところが何度かあったので、『そこの質を上げていこうぜ』ということを選手と今共有したところです。けれども簡単には上がりませんから、もう少し回数を増やしていこうと。どうやって相手のゴールに迫っていくかというところで言うと、共有していたことが少しできなかったので、できたときとできなかったときがあったので、できなかったときはもっとできるようにという話をしました。ただ選手には『下を向かないで』『悲観するな』という話をしました。結果が取れなかったから我々は良くないんだけれども、これからまた続いていく。その中で今日のプレーをまた上乗せして発表していこうと。残りのゲームに対して、自分たちは今日、おそらく何チームかに順位のところで言うと抜かれたと思うんですけれども、最終的にはそれを抜き去って、自分たちが目標に到達するんだという強い想いを持ってと、そういう話をしました」

Q:1点を取ったチームと取れなかったチーム。そういうことだったと思いますが、負けたことは残念ですが、公式戦で2連敗で迎えていた中で、次へ向かうきっかけになるゲームではなかったかなと思いますが、いかがでしょうか?
「きっかけという意味では結果を出さないとそこに繋がりづらいなと。勝点1でも取れたらなという想いはあったんですけれども。繋がるか繋がらないかということとは別物というか、やり続けるということはこれまでと一緒で、今日、試合に負けてしまったからもう自分たちは終わりなのかと言えば終わりではないので、そこら辺は継続してやっていこうという話をしています」

Q:今日は佐藤凌我選手をシャドーではなくトップで起用されましたが、その意図と、ゴールこそなりませんでしたが効果的なプレーで力を発揮していたと思いますが、その辺りの評価をお願いします。
「今聞いていただいた力を発揮したというところ。その力を発揮をさせるために、あそこのポジションで起用しました。まず攻撃のところで惜しいシーンがありましたね。ああいう場面。また守備のところで、あのポジションの役割を果たすことでチームを牽引していた。だから前半はあんまり崩される場面はなかったのかな。正確にはわかりませんが、そんなふうに感じています。後半は少し間延びしたり、自分たちのミスから相手にチャンスを作られたというのはあったと思うんですけれども、そういう意味では、攻守にわたって今日のようなプレーを、期待していたのは得点のところですけれども、そこにはちょっと足りなかったなと思いますが十分に仕事をしたと思います」

Q:センターバックの選手が2人が出場停止、さらに何人かセンターバックの選手がいない中での試合でしたが、全体的な守備の評価について、センターバックを中心に教えてください。
「全体の守備の中でセンターバックの役割を全うしていたというか、十分やれていたんじゃないかなと思います。何回か良いボールの奪い方、インターセプトをして、あれだけの選手たちを相手にタイトに、なるべくファウルをしないように、カードももらわないようにやっていたつもりです。ちょっとジャッジのところでちょっとクエスチョンがあるんですけれども、今日は。必死にやってる選手たちが少しかわいそうだなって思ったりもします。というのは、同じようなファールをしてもイエローカードが出るのは我々の方が多い。審判の選手に対する声掛けみたいなものが、福岡の選手に対してものすごく厳しい感じで接している。そんなふうに感じたので、どうにかならないかなっていう、そんな気持ちです」

Q:長谷部監督はピースウイングに初めて来られたと思うんですけれども、試合をされてスタジアムの印象があれば教えてください。
「素晴らしい雰囲気ですね。24,000人ですか。ファン、サポーターの広島を応援する姿、人数こそおよびませんでしたが、アビスパのファン、サポーターも与えられたエリアを満席にしていたと思います。非常に良い雰囲気で、サッカーをプレーする、またそこのサポートするベンチワークも含めて、非常に嬉しかったし、入ってきて高揚したし、試合には負けてしまいましたが、こういうスタジアムがある、できたというのは本当に嬉しい限りです。また来たいですね」

[中倉一志=取材・構成・写真]

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