天皇杯 vs東海大熊本 井原監督コメント

2015年08月30日 23時55分　
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第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 1回戦
日時：2015年8月30日（日）16:00
会場：レベルファイブスタジアム／1,574人
結果：アビスパ福岡３－０東海大学熊本
得点：［福岡］酒井（6分、49分）、イ グァンソン（86分）

◎井原 正巳監督（福岡）；
Q:試合を振り返って
「今日も、アビスパサポーターが応援に駆けつけてくれた中、天皇杯1回戦で勝利することが出来たので、結果には満足しています。このトーナメント方式というのは本当に難しい試合だと思っていますし、自分も、コーチ時代、現役時代を含めて、対戦カードによっては、格下の相手と戦う中で結果を出すことの難しさを知っていたので、しっかりと準備して、今日の試合に臨みました。そういうところで言えば、立ち上がりの早い時間帯に先制点を奪うことが出来て、それでかなり優位に試合を運べましたし、後半も早い時間帯に追加点を奪い、試合の流れ的には、しっかりとしたものでしたし、最終的には3点目も取ってシャットアウト出来たということで、結果には満足しています。内容に関しては、もちろん、いろんな反省点がありますけれども、トーナメントというのは勝つことが一番の目的ですし、それをいかに次につなげていくのかということが大事ですが、それに関しては、今日出たメンバーが、しっかりとチームのやり方を守りながらやってくれたなと思います。次は、また磐田と今季3度目の対戦で、アウェイの厳しい試合になると思いますが、また、しっかりといい準備をして、上に進めるように頑張りたいと思います」

Q:今日は先発したモイゼス選手のプレーぶりについて、監督の評価を教えて下さい。
「チームに合流して、だいぶ練習もこなしてきた中で、チームにどれだけフィットしてきているのかなというところを見るという意味もあり、先発で使いました。彼はボランチですが、ボールを奪う能力に長けていて、さらに前へ出て行くのが非常に好きで、前に付けてから自分も前に出ていくというプレースタイルが、チームの中で、どれだけ機能するのかというところが、起用のポイントでした。運動量的には90分間もつ選手ですし、今日もハードワークをしてくれたと思います。チームの他のメンバーとのコンビネーションや、彼の動き方に対して、他のメンバーがどのように反応していくのかという点については、チームとして、もっと、もっと上げていかないといけないなと思っています。ただ、こういう最初の段階で、チームに少しずつ馴染んできていることや、勝つという目的の中で、彼がチームの一員としてプレーに加わったことは、大きなことではないかと思っています」

Q:今日は右サイドの三島選手が、積極的な突破や攻撃参加を見せていました。彼の最近の成長ぶりを、監督はどのようにご覧になっていますか？
「今日は3-4-3のシステムの右サイドでのプレーでしたが、彼の前への推進力であったり、前線での突破力というものについては、チームにとっても非常に大きな部分だと考えて、久しぶりに先発で起用しました。1点目のゴールは彼からのクロスだったと思いますし、90分間のゲーム体力というものも持っていますし、まだ若いですけれども、数多くの試合をJ2では経験しているので、全く心配はしていませんでしたし、いつも通りのパフォーマンスを発揮してくれたなと思っています。欲を言えば、最後のところでの、もうひとつの突破力であったり、決定力であったり、あるいは最後のクロスの精度というところが、もうひとつ上がれば、より良かったのではないかと思います。まだまだ伸び白を持っている選手ですから、その辺を、より成長させていければなと思っています」