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石井紘人のFootball Referee Journal

国際親善試合 セルビア×日本 アイジナス審判団評:2

■主審:アイジナス(トルコ)

 採点:2

 

やはり欧州で行われる親善試合は、日本で行われるものとは本気度が違う。

日本での試合であれば、ミドルサードまではゆったりとボールを持たせてもらえるが、そうはいかない。

 

このコンタクトの多い試合をラフなものにしないため、アイジナス主審はしっかりとファウルを見極めていく。

20秒、香川を引っ掛けたファウルをとり、5分にも本田の裏からのチャージが影響したということでファウルをとる。

17分の香川へのスライディングはファウルに思えるが、香川が自らコースに入ったということか。18分の内田が倒れたシーンも、ファウルを貰いにいったと判断したように、75分も含め、このようなプレーはファウルとしないようだ。

 

その基準は分からなくないが、レフェリング自体は雑な印象を受ける。

たとえば、24分の香川のスライディングは足裏をみせたため、ファウルという判定は妥当だが、笛がツーテンポ遅い。

また、32分の長友のホールドは副審がファウルサポートすべきだったし、36分の抜かれた所をファウルで止めた岡崎には最低でも注意は必要だった。

 

 

親善試合だからというレフェリングなのかもしれないが、J1担当レフェリーの方が数段上の判定力を持っている。退屈な試合と同レベルだった。

ただし、スタンコビッチの交代時に抱き合ったように、欧州のレフェリーらしい『表現力』、感情表現は豊富だったと思う。45分の注意や57分のハンドではないというジェスチャーなどからも、それは感じられた。

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