2013J1第19節 FC東京×大分 高山啓義審判団評:4
■主審:高山啓義
採点:4
立ち上がりのレフェリングはパーフェクトと言えるのではないか。
6分の森重へのチャレンジはボールにプレーできているためノーファウルとし、ジェスチャー+森重ともコミュニケーションをとり、基準を示す『表現力』あるジャッジをみせる。
試合はこのタフな基準を、高山主審がコミュニケーションをとりながら進めていく。
28分に、振り返られた所をホールドで止めた東に警告を与えるが、この時もしっかりとコミュニケーションをとっていた。
試合はスムーズに進むが、FC東京がアタッキングサードを崩せない。
すると、観客席から「ボールを下げるな」というブーイングが起こる。「シュートを打て」という得点(=勝利)、エンターティメントを求める反応がスタンドから起こるというのは、日本サッカーにとってポジティヴなことだと思う。
そんな反応が出たのも、高山主審が試合をストレスなくコントロールしたから。完全に良い意味で消えていた。
そして、39分に【繰り返しの違反】でのキムに警告を与えるなど、要所でルールを厳守させるようなレフェリングをする。
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