石井紘人のFootball Referee Journal

2012J2第20節 東京V×千葉 アントニオ・アリアス審判団評:3

■「このくらいでとるんだなという基準を選手も考えなければいけない」 

2分、藤田の腕のファウルをとる。大きく影響するような腕の使い方ではなかったが、ホールドに厳しい。3分にも裏から押した渡辺のファウル。

立ち上がりを見た野々村氏は、「このくらいでとるんだなという基準を選手も考えなければいけない」という。

野々村氏の言葉通り、アリアス主審はユニホームを掴むプレー、ホールドや裏からのチャージを厳しく見極める。

幸谷秀巳氏は、

「自国だと、ファウルを見極めないと荒れるから。この試合が上位対決というのも言われているでしょうから、より厳しく吹いているのかもしれないですね」と分析し、

 

これに対し、野々村氏も、

「このトリオはW杯でも吹くかもしれませんから、勉強になりますよね」。一方で「(選手は)少し戸惑っていますね」。

(残り 415文字/全文: 767文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ