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宇都宮徹壱ウェブマガジン

なぜ女子サッカーの応援は殺伐としていないのか? 皇后杯の取材で感じたJリーグのゴール裏との違い

 先週のコラムで「今年は元日から大地震や大事故が相次いだ」と書いた。今日で1月が終わるが、半世紀近く消息不明だった指名手配犯が確保されたり(ほどなくして死去)、漫画作品のドラマ化を巡って原作者が自ら命を絶ったり、その後も衝撃的でやりきれない思いがする事件が立て続けに起こっている。2024年は、本当に激動の1年になりそうな予感しかない。

 そんな中でも、日本サッカー界は動き続けている。カタールでのアジアカップはノックアウトステージに入り、日本代表はラウンド16でバーレーンと対戦する。一方、Jリーグは今季の日程が発表され、各クラブのキャンプもスタートした。今季はJ3J1J2と同じタイミングで開幕するため、SNSで全国のキャンプ地から続々と発信があるのは楽しい。すでに開幕戦の取材カードは決めているので、その日を迎えるのが今から楽しみだ。

 さて、アジアカップにもキャンプ地にも行かなかった私だが、今月は不思議と「女子サッカー」とのタッチポイントが多かった。まず、先々週の土曜は京都にて皇后杯準決勝の2試合を取材。明けて月曜は、WE Love女子サッカーマガジンの取材でWEリーグの高田春奈チェアを撮影。木曜は女子サッカー関係者と飲み会。金曜に皇后杯のコラムをYahoo!エキスパートにアップして、土曜はTVで皇后杯決勝の行方を見守った。

 このうち、個人的に印象的だったのがこちらのコラムについてのリアクション。そこから私が感じた、女子サッカーをめぐる現在地について、今週は考察することにしたい。

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