【無料公開】イニエスタは来なかったけれど(2018年8月5日@味スタ)
8月最初の週末はJ1リーグのFC東京対ヴィッセル神戸を取材。神戸のイニエスタ目当てで前売りチケットは売り切れたものの、当人はスペインに帰国してしまったため、当日はどれだけ観客が訪れるかが気がかりであった。
- この日の入場者数は今季最多の4万4801人。「イニエスタ不在」は杞憂に終わった。
- J1リーグ通算300試合出場を達成した森重真人と石川直宏クラブコミュニケーター。
- 神戸の吉田孝行監督とゲルト・エンゲルスコーチ。実に感慨深いツーショットである。
- 右サイドから仕掛けるFC東京の室屋成。神戸のティラートンが的確に対応していた。
- 暑さのため、前半半ばの23分に飲水タイムが設定された(なぜか後半にはなかった)。
- 神戸のGKキム・スンギュ。守備範囲の広さと冷静な判断力でたびたびピンチを救った。
- 「イニエスタのそっくりさん」アイアム野田。あちこちでブーイングを浴びてかわいそう。
- 後半の神戸はウェリントンの高さを活かそうとするも、FC東京の守備陣に阻まれる。
- 0−0のまま迎えた90分、途中出場のリンスが決勝ゴールを挙げてFC東京が勝利する。
- サポーターにあいさつをする神戸の選手たち。リンスの表情とのコントラストが印象的。
取材を終えてメディア受付に撮影用ビブスを返却すると、スタッフから「大入り袋」をいただいた。今季最多の入場者数ということで、メディア関係者にもご祝儀を、ということらしい。それにしても、イニエスタにつられて来場した客層は、今後のホームゲームでどれだけ定着するだろうか。
幸い、今季のFC東京は2位と好調を維持。首位のサンフレッチェ広島が引き分けたため、その差は5ポイントに縮まった。苦しい夏場の戦いを乗り切り、このまま優勝戦線に踏みとどまったならば、入場者数の記録更新も十分にあり得そうだ。
<この稿、了>