【☆無料掲載】2025明治安田J3第4節(vs.奈良クラブ)スタメン発表&プレビュー
明治安田J3第4節 (vs.奈良クラブ)
琉球のスタメンが発表されました。
GK 16 佐藤 久弥
DF 15 荒木 遼太
DF 3 菊地 脩太
DF 5 神谷 凱士
DF 4 藤春 廣輝
MF 7 茂木 駿佑
MF 18 平松 昇
MF 24 佐藤 祐太
MF 8 岩渕 良太
FW 89 高木 大輔
FW 23 曽田 一騎
【SUB】
GK 50 川島 康暉
DF 22 大和 優槻
MF 10 富所 悠
MF 13 岩本 翔
MF 17 永長 鷹虎
MF 20 永井 颯太
MF 28 津覇 実樹
FW 19 佐藤 未勇
FW 39 庵原 篤人
プレビュー:vs.奈良クラブ
FC琉球は明治安田J3リーグ第4節、奈良クラブとのアウェイ戦に挑む。開幕から3試合を終えて未だ無得点で、1分2敗と苦しい状況が続いており、今季初勝利を掴むためには決定力不足の克服が不可欠だ。前節の福島戦ではボール支配率59%と試合を優位に進め、サイド攻撃の形も見えてきた。しかし決定機を活かせず0-1で敗戦。奈良戦では「攻撃の形を確立し、先制点を奪う」ことが勝利のカギとなる。
試合の見どころ
① 決定力不足を克服できるか
琉球は開幕から3試合連続で無得点と、フィニッシュの精度が大きな課題となっている。シュート数は増え、サイド攻撃も機能し始めているが最後の一押しが足りない状況だ。クロスの精度向上、そして中央での崩しの強化が求められる。
② 試合の入り方と先制点がカギ
奈良クラブは開幕から3試合連続で先制点を許しており、前半の守備が課題といえる。琉球としては試合序盤からアグレッシブに攻め、早い時間帯に得点を奪うことが理想の展開。高い位置からのプレスで奈良のビルドアップを封じ、攻撃を活性化させたいところ。
③ セットプレーの攻防が勝敗を左右
琉球は直近の試合でセットプレーの守備が課題となっており、第2節のFC大阪戦では直接フリーキックから失点、前節の福島戦でもコーナーキックのこぼれ球から失点している。対する奈良も、第1節の福島戦で直接フリーキックからの失点を喫しており、セットプレー時の守備にはポイントを置いているだろう。琉球としては、攻守のセットプレーの精度が求められる。
攻撃面では、福島戦で見せたDF神谷凱士の高さを活かしたヘディングなど、シュートにつなげる場面を増やしたい。また、FKでは茂木駿佑や富所悠といったキッカーが揃っている。直接ゴールを狙えるチャンスも多いだけに、精度を高めて確実に仕留めたい。守備面では、クリアの精度を向上させ、セカンドボールを確実に回収することが求められる。
試合のポイント:先制点が勝負を決める
琉球にとっては試合の入りから主導権を握り、今季初ゴールを奪えるかが焦点となる。相対する奈良は第1節の福島戦で2点差を追いつきドローに持ち込み、第3節では1点ビハインドから2点を奪い返し逆転勝利を収めており、修正力と交代選手の活躍が光るチームだ。そのため琉球としては試合終盤に持ち込まれる前に主導権を握り、奈良の逆転力を封じる展開が理想。前半の早い時間に先制点を奪い、試合をコントロールしながら勝ち切ることが求められる。
未だ勝利はなく厳しい状況が続くが、自分たちの力で乗り越えていくしかない。今節こそ待望の初勝利を掴みたい。
文:仲本 兼進(RYUKYU SOCCER PRESS)