【☆無料掲載】2025明治安田J3第5節(vs.カマタマーレ讃岐)スタメン発表&プレビュー
明治安田J3第5節 (vs.カマタマーレ讃岐)に臨む
FC琉球のメンバーが発表されました。
GK 16 佐藤 久弥
DF 15 荒木 遼太
DF 3 菊地 脩太
DF 14 鈴木 順也
DF 4 藤春 廣輝
MF 7 茂木 駿佑
MF 18 平松 昇
MF 24 佐藤 祐太
MF 89 高木 大輔
MF 10 富所 悠
FW 23 曽田 一騎
【SUB】
GK 50 川島 康暉
DF 26 吉本 武
MF 13 岩本 翔
MF 17 永長 鷹虎
MF 20 永井 颯太
MF 28 津覇 実樹
FW 39 庵原 篤人
FW 47 ワッド モハメッドサディキ
プレビュー:vs.カマタマーレ讃岐
開幕からの4試合で未だ勝利を掴めていない琉球だが、前節の奈良クラブ戦(1●2)では今シーズン初ゴールを記録した。前半15分、曽田一騎のループシュートが決まった場面は狙い通りのハイプレスから速攻へとつなげた形であり、チームにとって大きな自信となったはずだ。
また、平川忠亮監督は「守備の整理はできていた」と評価しており、局面でのボール奪取も見られるなど、改善点を確認しつつ前進している。ただ、課題として浮き彫りになったのは先制後の試合運び。得点後はボールを保持できず、相手に押し込まれる時間が長くなった。リードを奪った後に中盤でしっかりとボールを支配し、落ち着いて試合をコントロールする意識を持つことが求められる。
さらに、プレスの継続性も課題として残った。特に後半になると運動量が落ち、主導権を握られる場面が増えた。ハイプレスを基調とする戦術は序盤こそ機能するものの、時間の経過とともに運動量が低下し、相手に自由を与えてしまう傾向がある。
それでも今節の讃岐戦で勝利を掴むためには、試合序盤から前線でのハイプレスを徹底し、讃岐のGK飯田雅浩を中心とするディフェンスラインに積極的に圧力をかけることが重要だ。ボール奪取からのショートカウンターを狙うとともに、サイド攻撃やセットプレーなども効果的に使いたいところ。中盤でのボール保持を意識し、単調なロングボール攻撃に終始しないよう工夫が求められる。
また、この讃岐戦ではDF鈴木順也がスタメン入り。昨シーズンは全試合に出場し、守備の要としてチームを支えてきた存在であり、彼の復帰はチーム全体に安定感をもたらすはずだ。守備ラインを引き締める鈴木のリーダーシップが加わることで、プレス時のラインコントロールやビルドアップの精度向上が期待できる。
今シーズン初勝利を掴むため、意地とプライドが試される重要な一戦だ。
文:仲本 兼進(RYUKYU SOCCER PRESS)