2024.11.24 明治安田J3 最終節:FC岐阜戦終了後、金鍾成監督囲み取材
【2024明治安田J3リーグ / 第38節(最終節) / 2024年11月24日14:03キックオフ / タピック県総ひやごんスタジアム / 入場者数 3,895人/ 晴、中風、気温 26.8℃、湿度 25% / 全面良芝】
琉球 0-2 岐阜
得点者:
53分 藤岡 浩介(岐阜)
57分 藤岡 浩介(岐阜)
岐阜戦終了後、金鍾成監督 会見
少し入りは落ち着きながらペースを掴みかけてるかなと。が、どこかその辺でより積極的にならなきゃいけないところで消極的になってしまう。そして相手のパワーをどんどん感じていくという。その辺で追求した1年ではあったんですけども、そういうのが象徴されるゲームになってしまったなという感じでした。見ている方達も「やっぱり今年はこういうチームだったんだな」っていう形で最後終わることになってしまいました。不甲斐なさというものはあるにしろ今年は終わったので、それを踏まえて新しいチームが新しいスタートを切ってもらえればと思ってます。
【記者陣質疑応答】へと続く
――左ウィングバックで出場した藤春廣輝選手が序盤からFWに並ぶかぐらいに高い位置取りで果敢に攻撃するシーンがありましたが、それはチームの指示だったのか。それとも個人の強い意志が前向きなプレーにつながっていったのでしょうか。
できるだけ全体が高い位置でプレーをするようにと伝えているので、そこをどう取れるかっていうところでいうと今日に限ればハル(藤春)は高かった。ただ(右ウィングバックの上原)牧人はそんなに取れなかった。戦術的に求めたこととしては両サイドが高い位置を取ること。そうするために中央は何をするかというところですし、基本はピッチの選手の判断に任せている部分でもあります。
――昨年9月、喜名哲裕・前監督(現・大宮ヘッドコーチ)の後を受けて、18年シーズン以来2度目の琉球監督就任となりました。約1年あまりの期間を振り返り、どのような思いがありますか。
喜名が(昨年)2度目の監督になっていて、見ていてちょっと苦しそうだなと。(その後喜名監督が辞任し)それで連絡いただいて。おこがましくも自分が何かできることがあればという気持ちで来ました。(J3)残留は問題ないとは思ってましたけど、今年は(J2への)ステージへ上げなきゃいけない。ただ上手くいかなかったところはすごく多かった。今までの監督人生の中で一番思っていた通りにチームが転がっていかなかったのが、僕自身の話でいうと今年だったかなと。いろんな問題点はこれからゆっくり考えながら、ただやっぱりそのサッカーの難しさというところ。甘くないんだよっていうのを僕自身バーンと受けたような感じです。
ただ(解団式で)みんなに話した内容なんですけど、本当に子供たちが「沖縄にはFC琉球というチームがあるんだよ」と胸を張って言えるクラブにしたいと思ってやってました。それがどれくらい進んだかわからないけれど、千里の道のりだけれども1歩2歩と進んで、その続きを、これからを願いつつ私は(沖縄を離れ)帰ります。
――チームづくりにおいて時間をかけてビルドアップしていくものですが、もう少し時間があればという思いはありますか。
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