長崎サッカーマガジン「ViSta」

【J2第20節:長崎vs磐田】プレビュー:手堅さvs.手堅さ。求められる中盤での対応と、我慢比べを制するディシプリン

★プレビュー内容のまとめ
・戦力が高く、手堅いスタイルの磐田
・ボランチをどちらが生かすか。中盤がカギ
・試合はこう着戦と予想
・我慢の勝負ではディシプリンが大事

■【強い長崎と強い磐田】

一般的に、リーグのスタートで失敗しながらも上位に追いついていけるのは、本当に強いチームだけだと言われる。ともにJ1昇格を至上命題としながら、リーグ開幕後から黒星が先行して失点癖のために苦戦した長崎と、開幕から連敗スタートとなり、以後も複数失点に苦しんだジュビロ磐田。ともに厳しいリーグのスタートを切りながら、手堅いスタイルを徹底することで混戦を勝ち上がってきた。この2チームは、正しく「強いチーム」と呼ぶにふさわしいだろう。

5連勝中の長崎と6連勝中の磐田。ともに高まった状態で迎える今節は、敗れた側が勝ち点だけでなく、メンタル的にも後手に回りかねない大一番だ。一度は消えかけた長崎J1昇格の灯は、大きさを取り戻しつつある。強いチーム同士の大一番で昇格の灯を揺るがせることはできない。

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