長谷部茂利/「2人減っても2人入れられる。チャンスが来た選手が活躍してくれるんじゃないか」:【アビスパ’s Voice】
内容:練習後の単独取材
日時:2024年12月4日(水)
場所:雁の巣球技場にて
◎長谷部茂利監督;
【TV幹事局による代表質問】
Q:今日、まず練習が始まる前に選手たちにどんな話をされたのでしょうか?
「残り1週間、ラスト1週間という話をしました」
Q:その1週間が近づいています。今日の練習では、どんなことを、どんな狙いを持って取り組まれたのでしょうか?
「まず、次の川崎戦、第38節の試合に向けてコンディションを整えること。休み明けだったので身体を起こしていい状態で練習に臨めるようにすること、そういうところを意識してやってもらいました」
Q:選手たちの動きはいかがだったでしょうか?
「よかったと思います」
Q:前節のホーム最終戦は素晴らしい雰囲気の中で行われました。試合前の取材では、最後のホイッスルになった時に大きな歓声が聞こえていることをイメージするとおっしゃっていましたが、そのイメージ通りになりましたが、いかがですか?
「そうですね。よかったです」
Q:次節の今シーズン最終戦はどんなようなことをイメージされていますか?
「静まり返るような、等々力陸上競技場が静まり返るような、そして片方のゴール裏で盛り上がるような、そういうことをイメージしています」
Q:対戦相手の川崎フロンターレについては、どういうチームだと見ていますか?
「みなさんが思っている通り上手なチームです」
Q:特にどんなところ警戒していらっしゃいますか?
「攻撃力、アタッキングサードでいろんな形で点数を取れる。ミドルサードでいろんな仕掛けを持っている。そういうところが彼らの強みだと思います」
Q:そんな川崎にディフェンスラインを突破されないために、アビスパはどういうところが大事だとお考えでしょうか?
「これまで通り、粘り強く、全員で、一番前から、一番外から、一番後ろまで、全員で守ること。その意識が大事だと思います」
Q:攻撃としては理想の形はどのようなことになりますか?
「点数を取れる形が理想ですね。たくさんあると思いますけれども、我々はたくさんある中でもいろんなことができるチームではないですし、数も少ないですから、その数を少しでも多く、また形を出せればいいし、その1回、2回のチャンスをものにできるように集中力を持って、そこに全神経を集中させるし、質をそこで出してもらうように、発揮できるように選手に期待したいです」
Q:そしてホーム最終戦では、岩崎選手の素晴らしい動きもありました。評価と最終戦に向けて期待していることを教えてください。
「非常に良かったと思います。攻守にわたって彼の持ち味も出ていましたし、得点にこそ絡みはしませんでしたけれども、得点できそうな場面もありましたから、それも非常に良かったと思います。また継続して彼の長所であるスピードであったり、相手を抜き去る技術であったり、シュートのところも今季はまだ1点ですが、2点目が来るといいなと、そういうふうに思います」
Q:また村上選手と前選手は5年以上のお付き合いです。この5年間でそれぞれが成長した部分というと、どんなところでしょうか?
「2人とも結果をもたらすような活躍をしていると思います。分かりやすく言いますと、(前)寛之は昨年ルヴァンカップでMVPを取りましたし、村上は、なんか神様と呼ばれてるんですか?村神様らしいんで、そこまで到達したんじゃないですか。そういうことですね。それぐらい成長したということです」
Q:そして次の試合が最後です。一桁順位への想いもお願いします。
「もちろん、クラブにとってそこに賞金があるということは、我々はプロ選手である以上、プロクラブである以上、そこは目指すべきですし、イメージも含めて1桁と10位以降では、だいぶ違うと思いますね。自分自身は目標を立てて、目標を達成しなければという想いはあります。責任は感じていますけれども、6位という目標ができなくなった今、7、8、9、そのどれか一桁に手が届くところにいるので、そこを目指して全力で、全員で挑みたいと思います」
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