J1第12節全試合振り返りLIVE(J論)【4/28(月)21時】

「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【監督会見 J2第32節 福岡-松本】「次のゲームもしっかりといい準備をしてやっていくしかない」/井原正巳監督

2018明治安田生命J2リーグ 第32節
日時:2018年9月8日(土)18:03キックオフ
会場::レベルファイブスタジアム/9,090人
結果:アビスパ福岡 0-1 松本山雅FC
得点:[松本]ジネイ(90分+1)

◎井原正巳監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「まずは、今日、雨の中、大勢のサポーターが駆けつけてくれて、最後の最後まで声援を送ってくれました。残念ながら勝点をプレゼントできずに申し訳なく思っています。
松本さんは2位で勝点差が5ついていて、今日勝つことで勝点差を縮められるということ、また前半戦は0-1でやられていますので、そのリベンジもあり、同じチームに2連敗しないということで臨みました。
選手は、前半、後半、ゴールを目指してハードワークしてくれたと思いますし、ゲーム自体は我々のゲームだったのかなと思います。ただ、前節のような劇的な勝ち方もあれば、今節は逆に、松本さんの方に勝利の女神が微笑んだというゲームだったと思います。やはり、サッカーは点を取らないと勝てませんので、そこのところが今日の我々に足らなかったところなのかなと思います。この9月の連戦を連勝で行こうという目標が、今日敗戦したために達成できませんでしたが、またすぐにゲームが続いていきますので、下向いている時間はありません。とにかく気持ちを切り替えて、次のウイークデーの上位との横浜FCさんとのゲームに向けて、中3日になりますけれども、またしっかりと準備をして、またホームでできますので、そこでしっかりと勝点を取って、また上との差を縮めていけるように頑張りたいと思います」

Q:内容は、こういうこともあるなというゲームだったと思います。とは言え、結果が必要だったことも確かです。試合が終わった後、選手のみなさんには、どのようなお声をかけられたのでしょうか?
「いま会見で言ったようなことも言いましたし、前節のようなゲームもあれば、今節のようなゲームもある、ただ、そこを勝ち切れなかったということは自分たちにまだ力がないということだし、何かが足らないということだという話はしました。もちろん大切なことは、ここで頭を下げるのではなく、目標がなくなったわけではないし、やっていたサッカー自体は我々が目指しているサッカーで、それは、ある程度、表現できていたと思うので、結果は付いてきませんでしたが、これを続けて、次のゲームもしっかりと、またいい準備をしてやっていくしかないという話をしました」

Q:監督も常々おっしゃっていますけれども、最後のフィニィッシュの精度について、改めて振り返っていただけますでしょうか?
「相手のゴール前に入って行くシーンもありましたし、カウンターからのチャンスもありましたけれども、最後のラストパスであったり、シュートの落ち着きであったり、そういうところの精度、質、というものは、まだまだ我々に足らないものだなというふうには思います。もちろん、松本さんの最後の体を張った守りとか、全員の守備の気持ちというものが、なかなかゴールを奪わせてくれなかった要因だとは思いますが、我々自身も、もっともっと、そこのところは高めていかなければいけないと思っています。セットプレーのところでチャンスもありましたけれども、それを決めきる力、そういう準備も含めて、もう一度、しっかりとやっていきたいと思います」

Q:アディショナルタイムでの失点というところですが、あの時間帯で監督の頭の中に引き分けというプランはありましたでしょうか。それと最後のセットプレーに対する対処の仕方という点についてお答えいただけますでしょうか?
「それは結果論になると思いますし、あの状況で、あのセットプレーからゴールにつながるということは、普通に考えると想定できない場面だと思います。もちろん、ああいうシチュエーションでの守備のところの我々の配置というのは全く問題なかったと思いますし、その局面での競り合い、GKのところも含めて、全体の集中力というところが一瞬欠けたのかもしれませんし、それはまた検証して見なければ分かりませんが、あそこは全員が守ろうという意識はあったと思いますけれども、それがああいうふうにゴールになってしまうのがサッカーです。それに何か原因があるのかが分かれば、そこは修正していきたいと思っています」

[中倉一志=取材・構成・写真]
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ